今回は阪神タイガースvsヤクルト戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 5-0 ヤクルト ○西 10勝4敗
阪神 - ヤクルト 中止
阪神 6-5 ヤクルト ○秋山 8勝3敗 スアレス 2勝1敗21S
阪神 1-1 ヤクルト △
49勝 47敗 6分 424得点 404失点 3位
①記録&記憶にも残る試合
先発は2桁勝利がかかっている西投手。対するヤクルトの先発は4年ぶりの甲子園での登板となった歳内投手。元阪神の選手として感慨深いものとなりました。ここまで戻ってこれたのは本当に素晴らしいと思います。
しかしここは勝負の世界、連敗中で負けられない阪神は4回大山選手のスリーベースでチャンスを作ると、この所やや不調の梅野選手がきっちりタイムリーを放ち先制点。
さらに5回には大山選手、6回には梅野選手のホームラン、7回には再び大山選手のタイムリー、最後はルーキー井上選手がプロ初安打&初打点を挙げ仕上げました。
投げれば西投手が精密なコントロールを駆使して凡打の山を積みあげ8回無失点で3年連続の二桁勝利と素晴らしい投球。大山選手は4打数4安打で爆発と記録&記憶にも残る試合となりました。
②怪我の功名中継ぎリレー
板山選手が今季初の2塁手での起用です。先発は秋山投手。初回村上選手にタイムリーを打たれて先制されます。しかしその裏、ランナー2,3塁から主砲大山選手が2点タイムリーで逆転します。さらにボーア選手の2ランで一挙4点。ヤクルトのエース小川投手を次の回途中で降板させます。
更に4回ワイルドピッチと糸井選手のタイムリーで2点を追加します。しかし5回村上選手に3ランを浴び2点差に追いつかれて秋山投手はこの回で降板します。
嫌な流れになりましたがそこからは中継ぎ、抑えの見せ所です。藤浪、岩崎、エドワーズ、最後はひやひやでしたがスアレス投手と怪我の功名中継ぎリレーで逃げ切り。村上選手に5打点を献上するも2連勝を果たしました。
③球団最速記録
先発はガンケル投手。初回のピンチを乗り切りますが4回、連打を浴び先制されます。しかし後続をダブルプレーで打ち取り粘りの投球を見せます。そして5回裏、ガンケル投手の代打に入った糸原選手がタイムリー。復帰後良くない打席が多かったのでいいきっかけにしたい所です。
その後試合は拮抗します。阪神は岩貞、藤浪、岩崎、スアレス投手と勝ちパターンをつぎ込みます。この日抜群だったのは藤浪投手。球団最速記録162kmを記録し三者三振を圧倒的な投球で試合を引き締めました。しかし打線はヤクルト中継ぎ陣の前に沈黙。9回のサヨナラのチャンスも梅野選手が三振。そのまま試合は終了、引き分けに終わりました。
総評
大山選手が変わらず好調をキープしています。打率も3割に大きく近づけるなど状態も良く固め打ちに期待したいです。ただ近本選手に当たりが止まり、サンズ選手も変わらず冷却中とやや厳しいです。今後は糸井選手、ボーア選手の頑張りにかかっています。
そして中継ぎが急激に強化されたのは頼もしいです。岩貞投手はまだまだながら岩崎投手は安定感抜群。既存の藤浪、エドワーズ投手も調子を崩していないのも大きく、5人の投手を回せるのは今季初でこれ程頼もしいものはありません。先発もまずまず安定しているので最後まで息切れせず戦いきって欲しいです。
では