今回はリーズ移籍が決まったロドリゴ・モレノ選手について書いていきたいと思います。
①高いシュート技術とスペースの使い方
ロドリゴ・モレノ選手の特長は「高いシュート技術とスペースの使い方」です。その左足から放たれるシュートは精度が抜群に高く、レンジ、パワー共に申し分ないです。またボレー技術も特筆するものがあり、ワンタッチシュートからのゴールも多いです。
またスペースの使い方が非常に上手いのが特長です。サイドに流れて中央のスペースを作ったり空いたスペースに侵入するタイミングが秀逸で、相手からしたら捉えどころが無く非常にやっかいなアタッカーです。
バレンシア時代では2017-2018シーズン、ザザ、ゲデス等と好連携を披露し16得点を挙げ2018年W杯にスペイン代表として出場しています。
②組み立ての関与や献身性
ロドリゴ選手は組み立てにも積極的に参加します。高い技術を持ち合わせておりワンタッチパスで攻撃を加速させたり、時折見せるサイドチェンジは非常に効果的です。
また献身性も高く、前線のチェイシング、ブロックでの守備も積極的に参加します。
このストライカーらしからぬフォア・ザ・チームの精神はチームに継続的な貢献をもたらし国内外の評価が非常に高く、昨冬にはバルセロナ移籍が直前まで進んでいました。最も評価していないと感じるのがバレンシアだというのが皮肉な所ですが、、、。
反面パワーには乏しくポストプレーや競り合いは苦手です。その為綿密な攻撃戦術と味方のサポートが必要な選手です。
③古豪復権の切り札
所属先のバレンシアが半ば戦力外に扱って移籍は不可避でしたが、獲得したのは驚きのクラブでした。「リーズ・ユナイテッド」。イングランドの古豪クラブです。移籍金はクラブ最高額の42億円。彼への期待がいかに高いのかがわかります。
戦術理解力も高くクレバーな選手なので「変人」ビエルサ監督との共演も興味深いです。
古豪復権の切り札として呼ばれたロドリゴ選手。屈強なDFが待ち構えるプレミアリーグでどのような活躍が出来るのか楽しみです。
では