セティエン監督、悲壮感ありすぎてアップされすぎです。
てなことで今回はCL準々決勝バイエルンvsバルセロナについて書いていきたいと思います。
プレビューはコチラ↓↓
両チームのスタメン
GK:ノイアー
DF:キミッヒ、ボアテング、アラバ、アルフォンソ・デイビス
MF:ニャブリ、チアゴ、ミュラー、ゴレツカ、ペリシッチ
FW:レバンドフスキ
バルセロナ
GK:テア・シュテーゲン
DF:セメド、ピケ、ラングレ、ジョルディ・アルバ
MF:セルジ・ロベルト、ブスケッツ、デ・ヨング、ビダル
FW:メッシ、スアレス
ミュラー(前4)(前31)ペリシッチ(前21)ニャブリ(前27)キミッヒ(後18)レバンドフスキ(後37)コウチーニョ(後40)(後44)、OG(前7)スアレス(後12)
①狙い通り
バイエルンは3センターをレバンドフスキ、ミュラー、ゴレツカで抑え、ポゼッションを分断させる狙いを取っていました。一方バルセロナはビダルを起用し、守備の強度を高める方法を取ります。
試合はいきなり動きます。狙い通りのショートカウンターでミュラーが先制点を取りますが、バルセロナもアルバの飛び出しから相手のOGを誘いすかさず同点に追いつきます。しかし戦術がハマったバイエルンは立て続けに得点、わずか10分余りで3点を追加し前半で3点差を広げます。一方バルセロナはポゼッションが分断されまともにボールを回すことが出来ません。特に右サイドのセメド、セルジ・ロベルトの連携の拙さは狙い撃ちにされており後半の修正に期待がかかることでしたが、、、。
②怒涛のゴールラッシュ
後半バルセロナはグリーズマンを投入、しかし変えたのがセルジ・ロベルトで攻撃的に行きたいチームが取る戦術には思えません。それでもスアレスの見事な個人技でゴールを奪い試合を分からなくしますが、僅か6分後バイエルンが追加点で試合を決め始めるとバイエルンが怒涛のゴールラッシュ、8得点を挙げ見事にベスト4に進出しました。
③監督力の差
バイエルンは対バルセロナの対策がしっかりハマったのが大きかったと思います。特にミュラーの働きは素晴らしく、しっかり守備で強度を持たせ攻撃でも2ゴール+味方スペースをしっかり作るなど出色の出来ばえでチームに貢献しました。
バルセロナですが試合中の修正がまるで見られなかったのが大きかったです。特に前の守備のメカニズムが無く最終ラインで好きに回され縦パスをガンガン入れらていたのが痛かったです。スアレス、メッシ共にプレスバックをしないタイプなので余計に気になりました。後半もさして変わっていませんでした。
しかもセティエン監督の交代策が酷いです。サイドバックでの攻撃ではチーム1のセルジ・ロベルトを外す一つ目の交代、そしてチームの司令官であるブスケッツの交代はチームを混乱に招きゲームを壊す結果となりました。
この大差は明らかに監督力にあったと思います。バルセロナの選手の質は世界屈指といってもいいのでバイエルンに劣る要素がありません。いかに監督がいい準備と戦術をとれるか、そしてフロントがいかにいい監督を招聘できるかが強いチームを作れる分岐点となるのがわかった試合でした。
では