国内無敵同士対決。わくわくが止まりませんね。
てなことで今回はCL準決勝バイエルンvsリヨンについて書いていきたいと思います。
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両チームのスタメン
GK:ノイアー
DF:キミッヒ、ボアテング、アラバ、アルフォンソ・デイビス
MF:ニャブリ、チアゴ、ミュラー、ゴレツカ、ペリシッチ
FW:レバンドフスキ
リヨン
GK:アントニー・ロペス
DF:デナイエル、マルセロ、マルサウ
MF:デュボア、カケレ、ギマランイス、アワール、コルネ
FW:エカンビ、デパイ
バイエルン 3-0 リヨン
ニャブリ(前18)(前33)レヴァンドフスキ(後43)
①強烈な「個」
バイエルンはいつもの形でスタート。3バックでのビルドアップから常時4人ぐらいが裏抜けを狙うサイド、中央に縦パスを入れていく戦術でリヨンを押し込んでいきます。
一方リヨンも5-3-2でブロックを作りながら、カケレを起点としたサイドバックの裏を狙うカウンターでゴールに襲い掛かります。実際先制点が入るまではほぼ互角の戦いだったと言えます。
しかしこれを打開したのは強烈な「個」でした。ニャブリがサイドでボールを受け中央に侵入するとやや強引に左足を振りぬき先制、ミュラーのスペースメイクもありましたがリヨンにとっては理不尽な個で先制された形となりました。
反撃に出たいリヨンですが前からのプレスがハマらず、ショートカウンターで再びニャブリが得点。2点差がついて前半を終えます。
②水際での踏ん張り
後半リヨンは完全に5-4-1に移行しバイエルンのビルドアップを分断しようと試みます。その効果は出ておりリヨンは次々とカウンターで決定機を作っていきますがバイエルンDFの個の踏ん張りに水際で止められます。
一方とどめを刺したいバイエルンはサイドを埋められた分中央が若干空いてきたよねって形で中央のハーフスペースにボールを送り込み、再び流れを引き寄せます。
そして後半終了間際レバンドフスキが止めをさし、バイエルンが7シーズンぶりの決勝進出を果たしました。
③戦術+個
3-0というスコアですが正直それほどの差を感じることはありませんでした。両チームとも戦術、ねらい目がはっきりしており修正もしっかり出来ていたと思います。
しかしその中で差を作ったのは「個」の存在でした。ニャブリ、レバンドフスキ、ジューレ、ノイアーなどの「個」の力を存分に感じた試合でした。
そのスター軍団が全員戦術的に攻撃を行い守備では必死でプレスバックしているので相手はたまったものではありません。リヨンは出来ることは全てしていたとは思います。
決勝は同じく戦術&スター軍団のパリSG。トゥヘル監督vsフリック監督の戦術合戦はもちろん個の戦いにも注目したい1戦です。
では