きちのうすめ雑記

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天気の子~世界より一人の少女を選んだ少年~【映画】

※ネタバレ有り

今回は映画「天気の子」について書いていきたいと思います。

 

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出典:シネマトゥデイ

①「水」の描写

前作「君の名は。」と同様、素晴らしい作画と音楽の組み合わせです。今作は特に「水」の描写が凄く、窓に付く雨粒一つ一つや水たまりを踏みつけた際の水の跳ね具合などは自然かつ滑らかで非常に美しかったです。

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また光の描写も更に洗練された感じがあり、木漏れ日が本当に美しいです。本編は曇りの場面がほとんどの為余計に美しく見えます。タイトルの通り「天気」を見事に表現した作品だと言えます。

 

②晴れ女

今作も「晴れ女」という特殊能力が存在します。それは母の快方を願ったヒロイン「陽菜」に与えられた能力で願うと晴れになります。

これは古くから伝わる「天気の巫女」の能力そのもので、力の代償として人柱となり命を落としてしまいます。この描写は「君の名は。」の「入れ替わり」に似たものとなり日本らしい文化を上手く表現しています。

こういう「伝承」の描写は日本人の私達は身近に感じられ、他国の方は日本の文化に興味を持ついい機会になっていくものだと思います。

 

③世界より一人の少女を選んだ少年

今作では主人公「帆高」は田舎から「逃げてきた」少年です。あてもなく都会の冷たさにさらされ続けた彼はライターの「須賀圭介」や「晴れ女」の能力を持つ陽菜と出会い、自分自身の居場所を見つけます。

しかし彼らは「逃げてきた」ことや「晴れ女」の正体など現実に向き合うこととなり最終的に「世界」と「一人の少女」の二者択一を迫られます。

結果帆高が選んだのは「一人の少女」でした。世界の大部分が水没する「狂った世界」を選択した主人公は、ハッピーエンドを迎えた「君の名は。」の様々な意見に対するある種の答えを示したと思います。

 

個人的には正直「世界」よりも「自分の周り」を守る帆高の行動は至極真っ当ですし当然だとは思います。「君の名は。」の行動も近いものがありましたしね。

「こういうエンディング良かったのですか?」2作品を見終えた時にこう聞かれた気がします。

 

素晴らしい映像美と様々なメッセージを送り続ける新海誠監督。次回作品も期待したいです。是非帆高と陽菜も出演させてあげて下さい。

 

では