きちのうすめ雑記

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君の名は。~ハッピーエンド~【映画】

※ネタバレ有り

 

今回は映画「君の名は。」について書いていきたいと思います。

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出典:シネマトゥデイ

①美しい作画

とにかく第一に作画が「美しい」です。自然と光を実写かそれ以上に美しく描写されており特に山の木々、ビルが光に照らされている姿は本当に綺麗です。

また星、夜空の描写もとても美しくラストを彩っています。

この作品は作画だけで十分楽しめ、RADWIMPSの音楽と合わさるとものすごい迫力とエネルギーを感じます。新海誠監督他製作陣の方が凄いとしか言いようがないです。

圧倒的なビジュアルと音楽でグッと視聴者を世界観に引き込む。今作の最大の特長であると思います。

 

②対称的なシチュエーション

また今回の特徴としては「対照的なシチュエーション」が考えられます。

都会に住む男子高校生、立花瀧と田舎に嫌気が差し都会に憧れる女子高校生、宮水三葉が何故か入れ替わり互いに「都会」と「田舎」、「男子」と「女子」の生活を体験し、戸惑いながら楽しんでいきます。また恋愛やスケベ心、家系に対する思いなど年代特有の行動などを見るとどこか懐かしい気持ちにもなっていきます。

しかしその現象は「ある残酷な出来事」を二人に知らせるものであり徐々に真実を知ることになります。序盤で感じられる小さい「違和感」が繋がる瞬間でもありました。

「寄り集まって、形を作って、捻れて絡まって、時には戻って、また繋がってーそれが“結び”、それが“時間”」

 

③ハッピーエンド

今作は「ハッピーエンド」であることに批判が集まりました。悲惨な「災害」を無かったことにしていいのか、ご都合主義過ぎるという意見です。

しかし個人的には「映像作品」だからこそ表現してもいいものだと思いますし素晴らしいエンドだったと思います。

実際彗星は落ち命は助かったものの村の人たちは住む家を失いましたし、瀧と三葉は長年お互いを知ることが出来ない生活をしています。ただ描写が無ので伝わりにくかったのは確かですが。

おそらく残酷で不条理な世界に生きている私達に「こんな世界や物語があってもいいんじゃないか」と思わせる一種の清涼剤として見る作品。個人的にはそう思います。そこにリアルさは関係ありませんし、厳しい現実を突きつける必要はありません。

 

 

そして新海誠監督は次の作品で新たな問いを投げかけたと思います。

 

では