※ネタばれ有
今回は英雄伝説 閃の軌跡Ⅳで印象に残ったキャラを書いていきたいと思います。
①鎌と斧
「スペックが高い不良少年」アッシュです。今作ではある大罪を犯し、序盤は離脱していますが故郷「ハーメル村跡」で加入します。「空の軌跡」ヨシュア、レーヴェとも関係のある人物で、二つの作品を繋ぐ役割を担っています。Ⅲではやや他の新Ⅶ組との距離はありましたが今作では持ち前の面倒見の良さが目立っており、同じ文学部であるタチアナとはお互い信頼しあう関係となっています。
「・・・・・・これはラヴの気配?」
戦闘では重火力型として活躍します。駆動解除+気絶を付与する「ランブルスマッシュ」、即死or悪夢を付与する「デッドリーサイズ」、爆発的な火力を誇る「ヴォイドブレイカー」と威力、状態付与が優秀なクラフトが多いです。マスタークオーツは「ゴーズ」初期装備の「スコルピオ」がおススメです。
反面攻撃範囲が狭く多数を相手にするには向かないキャラです。ボス戦などダメージソースが必要な戦闘で活躍出来るキャラです。
②かかし男(スケアクロウ)
《かかし男(スケアクロウ)》の異名をもつ「レクター」少佐です。前作まではのらりくらりと行動しつつ、その先を読む勘の鋭さ、高い交渉能力で暗躍していましたが今作では《鉄血の騎士》として本格的に敵対します。
戦後は極刑も覚悟するもののルーファスにその能力を買われ帝国再建の為、帝国軍情報局の責任者として従事します。
第2部、最終幕で戦闘しますが、何よりオーダーの消費を倍にする「ノイジーフレイム」が脅威です。この効果が続いているうちは守りに徹する方が賢明で、下手に押し切ろうとするとジリ貧になる可能性があります。
炎系攻撃が得意で炎傷効果があるクラフトを多用してきます。氷技を多用するクレア少佐とは好対照で最終編でも息の合ったコンビネーションで脅威になります。
③鉄血宰相
今作のラスボスに位置するキャラです。《黒の騎神》イシュメルガの起動者でその圧倒的な能力と本人の才覚もあり、黒の工房や結社と共に共和国との戦争を主導しますが「光まとう翼」の反撃に逢い「最終相克」にて敗北、イシュメルガと共に消滅します。
リィンの父でありますが他人行儀な所が多く「道具」としての接し方が多かったですが最終決戦後は真実も判明し、良好な関係になっています。その際には鉄血の子供に対する気持ちもリィンに伝えています。
「女神よ!!いや、悪魔でも何でもいい―――」
「この身がどうなろうと構わないから、俺たちの息子を助けてくれえッ……!」
戦闘では流石とも言える強さです。断章では《鋼の聖女》アリアンロードと共に復活したリィンの前に現れ百式軍刀術を繰り出してきます。リィンが常時覚醒状態だったのが救いです。2度目は最終幕で対峙、3チームに分かれた新旧7組と壮絶な戦いを繰り広げます。驚異的なのはSクラフト「黒啼獅子王斬」で、オーダーを強制解除する為直撃を喰らってしまいます。単純な防御力と迅速に立て直す回復力が必要なので常に頭に入れておく必要があります。
また黒の騎神イシュメルガとの機神戦もあります。
次回からは最新作「創の軌跡」について書いていきたいと思います。
では