※ネタばれ有
今回は「父の日」にちなんでFFの父親キャラについて書いていきたいと思います。
1人目はFF6のカイエンです。
①サムライ
ドマ国に仕える日本刀を持った剣士で語尾に「ござる」、一人称が「拙者」を使う等正に「サムライ」の特徴を多く持つキャラです。
一直線で純粋な性格で主君に忠義を尽くす戦士で、妻「ミナ」息子「シュン」をとても大切にしています。シュンもカイエンを大変尊敬しており理想的な父親であるといえます。部下の信頼も非常に高い好漢です。
ただ作中では
・機械に疎く魔導アーマーを暴走させてしまう
・ センスを扇子と勘違いする等天然っぷりが露呈
・踊り子に激しく動揺するなど初心さ満載
などコミカルに描かれることが多いです。特にガウ、マッシュとの絡みは必見です。
②夢の世界
反面非常に過酷な体験をしているキャラです。目の前で妻と息子を失い、主君さえも失い国が崩壊しています。その為帝国への憎悪は強くセリスに激しく突っかかるなどその描写は痛々しい程伝わります。しかも自身の感情を押し殺しながら和平交渉に臨むもの、帝国は裏切り結果世界は崩壊。本当に報われません。
崩壊後はゾゾ山に籠りながらマランダの女性と文通していましたが、仲間の登場で再び剣を取ります。しかしドマ城では自分の心の迷いや罪悪感をアレクソウルに付け込まれ支配されますが仲間の助けもあり克服、最強クラスの刀「まさむね」と最強の必殺剣「断」を習得します。
③必殺剣
戦闘ではゲージを貯めて攻撃する「必殺剣」。手軽に強力な攻撃を繰り出せるので重宝しますが、設定によってはゲージを貯めている際に攻撃を食らう&単純にゲージを貯めるのが面倒など欠点もあります。コスト無しで強力な攻撃を繰り出せる点では非常に優秀なのですが今作では「バリアントナイフ」「きかい」「げんじのこて」など手軽に高火力を出せる手段が豊富なのでやや不遇な印象があります。また魔法面はからっきしで素早さも低い&装備も限られている為、物理アタッカーとしてもロックやエドガー、セリス、ティナ、場合によってはセッツァーにも負けてしまいます。
ただ通常プレイでは間違いなく使いやすいキャラなので寄り道したくない方にはおススメのキャラです。
では