今回は主要欧州リーグの2020~2021シーズン総括を書いていきたいと思います。
7回目は「アタランタ」です。
リーグ 勝ち点78 23勝 9分 6敗 90得点 47失点 3位
カップ戦 準優勝
チャンピオンズリーグ ベスト16
主な布陣
①指揮官と司令塔の軋轢
昨シーズン欧州を席巻した攻撃サッカーは新シーズンも健在で、得点を重ね続けました。過密日程の影響でやや守備に重きを置いた戦い方も行ってはいましたが、セリエAではユベントス、インテルと引き分けローマ、ACミランに大勝、最終節までもつれたチャンピオンズリーグではアヤックスに競り勝ちグループリーグ突破と申し分ない結果を挙げる事が出来ました。
しかし2020年末にガスペリー二監督とゴメスが激しい口論を起こして対立。指揮官と司令塔の軋轢は戦術の中心選手を外さざるを得なくなりました。しかし監督は彼の位置にペッシーナを起用しチームを立て直すと、ゴメスは最終的にセビージャに移籍し、監督>選手の立ち位置を明確にしました。この判断は結果的にチームワークを主軸をするアタランタにとってベストな選択となりました。
②3年連続で3位の快挙
そんな激動のシーズンの中コンスタントにゴールを重ねたのはムリエルでした。途中交代&途中出場が多く出場時間に制限がある中(先発16、途中20)、チームトップの22ゴールを挙げ大ブレイクと評された昨シーズン以上の結果を挙げました。
動き出しは良いものの決定力に難ありと評されたセビージャ時代の面影は今や無く、セリエA屈指のストライカーとなっています。
そして同じくブレイクしたマリノフスキーも今シーズンはゴメスに代わるチャンスメーカーとして機能しました。
守備陣ではジェノアからレンタルで加入したロメロが対人の強さと球際の激しさで見事にアタランタのマンマーク主体の戦術に適応。今やセリエA屈指のファイターと評されています。
そんな中チームはコッパイタリアで躍進、2シーズンぶりの決勝に進みますがユベントスに敗戦。1962-1963シーズン以来のタイトル獲得とはなりませんでしたが、セリエAでは3年連続で3位に入賞という快挙を成し遂げました。
③日本の若き守備者を獲得か
そして迎える新シーズンチームは日本の若き守備者の獲得を狙っています。富安建洋、ボローニャで成長し続けるDFの獲得はアタランタにとって有用なオプションとなり得ます。3バックにも十分対応出来、ビルドアップ能力も高いDFですが気になるのはその移籍金で、40億円とも言える高額な移籍金を払えるかが勝負になってくるでしょう。
また今シーズンウイングバックとしては破格の11得点を挙げたゴゼンスに移籍の話があり、主力選手の引き留めも大きな焦点になってくるでしょう。
今やセリエAで確かな根を張ったとも言えるアタランタ。新シーズンも魅力的な攻撃サッカーで沸かせてくれることを期待しています。
では
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