※ネタばれ有
今回は「劇場版 とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇蹟-」について書いていきたいと思います。
①狙われる少女
今作は何故か魔術、科学側から狙われる歌手「鳴護アリサ」を中心に物語が展開されます。魔術的には聖人の資質を有している+学園都市で研究されている為危惧され、科学的には計測不能な力(原石的な力)を持っているとのことで研究対象とされ魔術側に渡されないように保護されています。
魔術側はステイル率いる魔術師部隊、科学側は企業お抱えの「黒鴉部隊」を要し対立し、上条当麻とインデックスはがっつり巻き込まれます。
新たに設定されたものですがステイルの弟子が出てきたのはびっくりしました。しかも能力は「水風土」と見事にバランスがいいです。
②宇宙を駆ける剣士
この事件の黒幕である「不死者」レディリー=タングルロードは自らを葬る為に大規模魔術を発動させようとし、アリサと宇宙エレベーター「エンデュミオン」を利用します。当麻とインデックスはアリサ救出の為にエンデュミオンに乗り込みますが中継ステーションに向かった所でエンデュミオンが倒壊し始めます。そしてアクセラレータ、御坂美琴、シスターズ、などが地上を守る為に奔走します。 正にオールスターです。
しかしその中で最もインパクトがあったのは「神裂火織」でした。宇宙船からMSの如く出撃。多数のミサイルを切り落とし自らは落下、大気圏に消えていきます。
カッコいいのですがあまりに無茶苦茶で笑ってしまいました。
「あとは頼みます。上条当麻。」
③歌が起こす奇蹟
戦いの中アリサの正体がわかります。黒鴉部隊隊長「シャットアウラ=セクウェンツィア」が宇宙船事故の際に生み出した存在だったのです。感覚的には「風斬氷華」を一人で生み出したように個人的には捉えています。
当麻にぶっ飛ばされてシャットアウラは改心?アリサと共に歌を使い魔術とエンデュミオンの倒壊を止めます。「エンデュミオンの奇蹟」が起こります。
そしてアリサは消滅。事件は当麻とインデックスに自分の歌を届け終結します。
やや出番に偏りがあるもののいい具合で纏まっていた劇場版でした。
では