今回は阪神タイガーズの近本光司選手について書いていきたいと思います。
昨シーズンの成績
.271 9本 42打点 110三振 34四球 36盗塁 出塁率.313 長打率.375 OPS.689
①ルーキーイヤーの衝撃
昨シーズンルーキーイヤーにも関わらず衝撃的な活躍を見せてくれました。
盗塁王、セ・リーグ新人安打記録、オールスターサイクル安打、13試合連続安打(球団新記録)など数々の記録を作り阪神の「1番・センター」の位置を確立。チームのクライマックスシリーズに大きく貢献しました。
新人王こそヤクルトの村上選手に譲りましたが新人特別賞を受賞。社会人出身とは言え特大のインパクトを残しました。個人的には登場曲の「ドラマ」も印象に残っています。
②走力、長打力を生かす為に
昨シーズンは1番を任されましたが、出塁率、四球の少なさからか新シーズンでは2番を任されそうです。矢野監督は走力を生かしての小技を期待しているようですが個人的には「強打者」としての起用を期待したいです。昨シーズン9本のホームランを放ったようにパンチ力があるのでバントなど小技に頼るよりは思い切って振りぬくバッティングをしてほしいです。
③中軸として期待
また後々ですがクリーンナップを任せてもいい選手だと思います。糸井選手のような起用法を期待したいです。
しかし選球眼や盗塁技術などはまだまだ課題があると思われます。四球や盗塁の確度を上げていければリーグを代表する選手になれる素質は十分にあると思います。
「2年目のジンクス」というように1年目にブレイクした選手は研究しつくされ苦しむ傾向にあります。過去には、高山選手や上園投手も急激に成績を落としてしまいました。
しかし近本選手はそれすら跳ね返す力を「持っている」と感じてしまいます。本当に何となくですが。
「2年目の壁」を乗り越えることができるか?期待していきたいと思います。
では