今回はノッティンガム・フォレスト所属のクリス・ウッド選手について書いていきたいと思います。

経歴
クリス・ウッド選手は2009年にWBAに加入しイングランドでのキャリアをスタートさせますが、その後レンタル移籍を繰り返すも中々結果を出せずにいます。
しかし2012年に在籍したミルウォールでブレイクすると、2012年にはレスターにレンタル移籍。その後完全移籍するも当時のエースであるヴァーディからはスタメンを奪う事が出来ず、2015年にはイプスウィッチにレンタル移籍する等活躍は果たせませんでした。
ただその後移籍した2部のリーズではシーズン13ゴールを記録すると、翌シーズンでは前シーズンを上回るペースでゴールを積み重ね2部得点王になります。すると翌シーズンプレミアリーグのバーンリーに移籍し、中心選手として活躍。ショーン・ダイチ監督のサッカーの体現者として確かな存在感を放ちます。
その後ステップアップとしてニューカッスルに移籍するも中々活躍出来ず、2023年1月のノッティンガム・フォレストに移籍。すると2年目となる2023-2024シーズンに14ゴールを記録し巻き返すと、今シーズンはシーズン序盤からゴールを量産。躍進のチームの象徴とも言える活躍を果たしており、再ブレイクしています。
ニュージーランド代表としては2010年のW杯に出場。長らくチームの大黒柱として君臨しています。
①空中戦の強さと巧みなポストプレー
ウッド選手の特長は「空中戦の強さと巧みなポストプレー」です。191㎝91㎏と恵まれた体格、そして強靭な体幹を生かした空中戦は強力で、多くのフィジカル自慢のセンターバックを苦しませています。特に跳躍力とタイミングに秀でており、滞空時間の長さも大きな武器に。正確なクロスを許した場合は失点を覚悟しないといけないでしょう。
またそのフィジカルを生かしたポストプレーも巧みで、味方にスペースと時間を与えることに。キープ力も高いので躊躇なくロングボールを放り込め、攻撃の幅を大きく広げられる選手です。
さらに守備面も献身的であり、組織的な動きも可能。チームに一人は置きたい存在と言えます。
②動き出しや決定力も磨かれ
反面ウッド選手がこれまで脚光を浴びなかったのはその動き出しと決定力に課題があった為。スピードに秀でている訳ではないので中々パスを呼び込む動きが継続的に出来ず、さらにプレミアリーグで20ゴールを超えるような成績も挙げられず、プレミアリーグでも残留争いや中堅クラブでのプレーが限界とされていました。(それでも十分凄いですが)
しかし今シーズンその動き出しが磨かれこれまで以上にシュート態勢に入る事が出来、その余裕がゴール量産に繋がることに。所謂ゴールを奪うコツを掴んだのがこのブレイクを呼び込んだと思います、
③カウンターの仕上げ役としてこれ以上無い働きを
チームではロングボールのターゲットやポストプレーだけでなく、カウンターの起点や仕上げ役としてこれ以上無い働きを見せ、ここまでプレミアリーグ全試合に出場し17ゴールを記録。特に先日行われたブライトン戦では空中戦で覇権を握り、さらにハットトリックを記録する等申し分ない出来。
チームも失速するであろうという大方の予想を裏切り未だ躍進は続いており、ウッド選手もその中軸として活躍しています。
持ち前のフィジカル・空中戦に加え、動き出しの巧みさも身に着けたウッド選手。今後の活躍も楽しみにしています。
では
|
ノッティンガムフォレスト オフィシャル マフラー NR【サッカー サポーター グッズ スカーフ】【店頭受取対応商品】
|
![]()
|
ノッティンガム・フォレスト オフィシャル キーホルダー 【サッカー サポーター グッズ】【店頭受取対応商品】
|
![]()