※ネタばれ有
今回はジョン・ウィック パラベラムについて書いていきたいと思います。
キアヌ・リーヴス主演のアクション映画3作目です。
①進化するガンフー
ジョン・ウィックシリーズの最大の特徴はカンフーで相手の体勢を崩し、銃で頭を打ちぬく所謂「ガンフー」です。今作でもそのガンフーは「進化」していて、斧を使ったりバイクに乗りながら、時には犬や馬と共に迫力のアクションを見せてくれます。
また多数の種類の武器を使い戦っており、1、2のような圧倒的な強さやスタイリッシュさは減っているものの作品の幅を増やした感があります。
②ボロボロになる主人公
今作のジョン・ウィックは手負いの状態でのスタートを余儀なくされます。
また全般を通して満身創痍で明らかに動きにキレがありません。一部ではキアヌ・リーブスの衰えが指摘されていますがたった1,2年でそれほど動きが落ちることは考えられないので演出上であると思われます。
その中で工夫や閃きを駆使して難局を乗り越えているので「人間臭い」ジョン・ウィックを見ることが出来ます。
③振出しに戻る
今作もまさかの裏切りでジョン・ウィックは窮地に陥ってしまいます。しかし運よくかつての同志に助けられます。そして再び「復讐」に燃えます。「犬」「車」などの外的要因ではなく自分自身の為に復讐を誓うジョン・ウィックの目は再び「暗殺者」になります。
結局振出しに戻るストーリーは賛否両論はありますが、そもそもアクションを楽しむ映画なのであまり気になりません。
次回作はどのようなアクションを見せてくれるのでしょうか。
では