※ネタばれ有
今回は映画「ジェミニマン」について書いていきたいと思います。
①ウィル・スミスvsウィル・スミス
今作の一番の売りはやはり「ウィル・スミスvsウィル・スミス」でしょう。若き日のウィルを最新のVFXで再現します。まるで二人が実際存在しているように違和感なく共演していて、表情や感情を豊かに非常に滑らかに動いています。時代的にはちょうど「バッドボーイス」あたりでしょうか。
この事実を鑑賞後に知ったのですがかなりびっくりしました。
②圧倒的なバイクアクション
アクションシーンも凄く力を入れていて、特にバイクを使ったアクションは見どころ満載です。バイクに乗りながら格闘シーンを繰り出す通称「バイフー」は視点も迫力満点で斬新ながら非常に緻密に作られています。ガンフーを思い出します。
しかし残念なのはスナイパーならではの「長距離射撃シーン」が少なかったことです。迫力を中々出せないからかも知れませんがやや残念な所です。
③クローン
今作のテーマに「クローン」があります。最終的にはクローンはオリジナルと協力し、最大の敵を倒しそれぞれ異なる道を選ぶのですがストーリー的にはあまり目新しさはありませんでした。
もう少しクローンの弊害など細かい設定も組み込んで欲しかったなという気持ちがあります。
ただ若き日のウィル・スミスが蘇るだけでもみる価値はあると思います。アクションも美しいですしね。
では