きちのうすめ雑記

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ジョーカー~危険な魅力~【映画】

※ネタばれ有

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© 2019 Warner Bros. Entertainment Inc.

今回は映画「ジョーカー」についての感想を書いていきたいと思います。

世界中で話題になっていますし様々な意見もありますが個人的な感想を書いていきたいと思います。

私は映画、BLu-rayでそれぞれ一回ずつ見ています。

 

①堕落か目覚めか

ストーリーの内容ば格差や病気に苦しむ主人公アーサーが自分が起こした事件をきっかけに愛する人・尊敬する人に裏切り続けられ堕落していき、遂には壊れ「”悪のカリスマ”ジョーカー」として君臨する物語と捉えています。「人はどうやったら壊れてしまうのか?」という過程をホアキン・フェニックスの怪演で表現しよりリアルに感じられる作品となりました。

しかしその後感じてしまうのは、アーサーは「堕落」してしまったのか?ということです。基本「堕落」は徐々にトーンが暗くなる傾向がありますがこの作品は逆に光を指すなど明るさや煌びやかさを表現しています。まるで今の自分の全てを受け入れた「目覚め」を表現するかのように笑うジョーカー。皆が知るヴァランの誕生です。

 

②「ジョーカー」になる危険性

この作品がR15指定になったのは感情移入した時の怖さにあります。

主人公は立場や状況は違えども世間や世界に不満を持つ「私たち」に近い存在です。そこで犯罪を犯しながら解放されていく主人公。犯罪の助長を招く危険性は大いにあると判断したのでしょう。R指定され公開には厳重な警戒態勢が敷かれました。

個人的にはそうするべきだと思いこの作品には間違いなくそう思わせてしまう魅力はあるとは思います。

 

③全ては嘘だった?

ただラストの演出にはすくなからずほっとした部分はありました。

これまでの物語は全て嘘だったのではないかという疑念を持たせる演出をしました。このことによりジョーカーの「神秘性」を保つことが出来て、なおかつ「人はジョーカーにはならない」メッセージを暗に発して視聴者を現実に引き戻す役割を果たしたと思います。

 

間違いなく魅力的な映画ですがどこか危険性がある。まさに「ジョーカー」というヴァランを表現した作品だったと思います。

 

では