両チームのスタメン
GK:ストラコシャ
DF:ルイス・フェリペ、アチェルビ、ラドゥ
MF:マルシッチ、ミリンコビッチ=サビッチ、ルーカス・レイバ、ルイス・アルベルト、ジョニー
FW:カイセド、インモービレ
インテル
GK:パデッリ
DF:ゴディン、デ・フライ、シュクリニアル
MF:カントレーバ、ベシーノ、ブロゾビッチ、バレッラ、ヤング
FW:ルカク、ラウタロ・マルティネス
インモービレ(後5)ミリンコビッチ=サビッチ(後24)、ヤング(前44)
①サイドバック裏
ミラーシステムとなった両チームですがこのシステム同士ではインサイドハーフの動きで勝負が決まってくると思います。べシーノが運ぶドリブル、ルイス・アルベルトがパスを散らす中、逆サイドはミリンコビッチ=サビッチがやや優勢の状態でした。しかしそんな中カウンターでインテルが先制します。自身のクロスミス&裏を取られて点を取られるなどジョニーにとっては悔しい結果となってしまいました。
②違いを見せるインサイドハーフ
先制されたラツィオですが両インサイドハーフが違いを作り出します。ルイス・アルベルトがアンカー脇から侵入してラストパス&ミリンコビッチ=サビッチの飛び出しからPKを獲得しインモービレがきっちり決めて同点。
その後コーナーキックのこぼれ球からミリンコビッチ=サビッチが決め逆転に成功します。ミリンコビッチ=サビッチのシュートゾーンを作る動きは本当に惚れ惚れしました。
③研究された戦術
敗北してしまったインテルですが、インタビューでも語っていたようにコンテ監督の戦術が研究されつくしている感はあります。今節でも起点となるブロゾビッチとラウタロ・マルティネスをきっちり抑えられ決定機を上手く作ることが出来ませんでした。
今後は後半途中で起用されているようにエリクセンやアレクシス・サンチェスとの融合が肝になりそうです。
ラツィオは素晴らしい準備が出来たと思います。やや柔軟さは欠けますが個々に合わせた戦術の再現性が非常に高いインザーギ監督の手腕が実ったと思います。
スクデット争いに絡めるのも納得がいきます。
では