きちのうすめ雑記

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リヴァプールVSマンチェスターユナイテッド~チーム力の大きな差~【サッカー】

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先日行われたリヴァプールVSマンチェスターユナイテッドの感想です。

 

両チームのスタメン

リヴァプール
GK:アリソン
DF:アレクサンダー・アーノルド、ゴメス、ファン・ダイク、ロバートソン
MF:チェンバレンヘンダーソン、ワイナルドゥム
FW:サラー、フィルミーノ、マネ

 

マンチェスターユナイテッド

GK:デ・ヘア
DF:リンデロフ、マグワイア、ショー
MF:ワン・ビサカ、フレッジペレイラ、マティッチ、ウィリアムズ
FW:ジェームズ、マルシア

 

リヴァプール 2-0 マンチェスターユナイテッド

ファン・ダイク(前14)サラー(後48)

 

①ファン・ダイク

現在世界最高のCBと言われる力を存分に見せつけました。高さを生かした先制点、裏を狙うジェームズへの完璧な対応、味方選手へのコーチング、正確かつスピード・強弱に富んだパスなど持てる武器を最大限生かした形となります。しかし本当に凄いのはそのパフォーマンスを継続して出来る点です。ミスしたり突破を許したらビッグニュースになるほどの選手はそうそういません。当時「高すぎる」と評された7500万ポンドが「お手頃」に見えてしまう程の価値の選手になっています。

 

リヴァプールの多様性

今やリヴァプールは「成熟した」チームとなっています。ユナイテッドが両ウイングバックで両サイドを抑えにかかった際も、ファン・ダンクのロングパス、両インサイドハーフの飛び出しやサポート、フィルミーノのMF落ちなどでより多様性に富んだ攻撃を繰り出すことが出来ています。また相手のセットプレーの守り方、攻撃パターンなどを徹底的に洗い出しそこを突くスカウティングの能力の高さが示されました。現状リヴァプールのベストメンバーに対して戦略的に真っ向から破れるチームは存在しないのでは?と思わせるチーム力の高さを感じました。

 

②「勝利への執着心」が無い指揮官

ユナイテッドの選手「個々」には「何としてでも勝ってやろう」という意思は感じました。例えばピンチを水際で防いだマグワイアや力不足だったウィリアムズのサポートを必死でこなしたショー、果敢にファン・ダイクに挑んだジェームズ、他選手にも気持ちの強さはありました。しかし肝心の指揮官にその意思があったのかは疑問です。後半終了間際にでも例えば高さを生かすためにマグワイアをCFに上げてパワープレーを試みるなど同点に追いつこうとするプランはあったはずです。恩師であるアレックス・ファーガソンは「勝利への執着心」の塊でした。その意思を受け継いでいると評されているスールシャール監督からは残念ながら何も感じません。高い違約金や怪我人の多さ、OBの擁護など色々な後ろ盾はあるものの1年与えられてこの内容と結果ではファンは間違いなく離れてしまうでしょう。「監督やフロントを含めたチームのレベルアップ」。赤い悪魔は大きな岐路に立たされています。

 

では