きちのうすめ雑記

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アーセナルVSシェフィールド~浸透した哲学~【サッカー】

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先日行われたアーセナルVSシェフィールドの感想です。

 

両チームのスタメン
アーセナル
GK:レノ
DF:メイトナンド=ナイルズ、ムスタフィ、ダビド・ルイス、サカ
MF:ペペ、トレイラ、エジル、ジャカ、マルティネッリ
FW:ラカゼット

 

シェフィールド

GK:ヘンダーソン

DF:バシャム、イーガン、オコンネル

MF:バルドック、ランドストラム、ノーウッド、フレック、スティーブンス

FW:マクバーニー、ムセ

 

アーセナル 1-1 シェフィールド

マルティネッリ(前45)、フレック(後38)

 

①シェフィールドのチーム戦術

まずシェフィールドの守備戦術が素晴らしかったと思います。長短のパスが出せるダビド・ルイス、左サイドバックに降りてくるジャカに自由を与えずパスコースを切る→ボールを奪った所で素早くサイドに展開する→サポートに人数をかけ陣形を圧縮しセカンドボールを拾い攻撃に厚みを出すという戦術を終始徹底していたと思われます。また失点シーンでは早いパス回しやラカゼットの素晴らしいポストプレーにやられた感がありましたが、個々がやるべきことをしっかり把握し戦術を信じ戦い抜ける強さを持つチームを作っているワイルダー監督は流石でした。浸透した哲学が今回の引分を生み出したと思います。

 

アーセナルの完成度

前半は相手の対策もありビルドアップがままなりませんでしたがカウンター時のペペの活用、エジルをサイドに流させマルティネッリを中央に飛び込ませる狙いは明確でした。先制点はこれを反復させた結果であったと思います。後半開始にはサカがポジションを少し下げビルドアップに加わることによりスムーズにさせた修正は機能していたと思われます。徐々にアルテタ監督の戦術が浸透しているのがわかります。しかしサイドバックの人材不足や攻撃のバリエーション不足など課題も山積みです。前者は補強、後者は時間が解決出来るものなので見守っていきたい所です。

 

③マルティネッリ

オーバメヤンの後継者」として注目されていますがプレースタイルはまだ粗削りなイメージがあります。裏への飛び出しのタイミング、カットインの鋭さは才能の大きさを感じさせますが左足が苦手なのか縦抜けの推進力やボールのキープに難があります。しかし攻守両面で活躍出来る現代型のアタッカーなので順調に能力を伸ばしていって欲しいです。今後の活躍も期待出来る選手です。

 

では