プレミアリーグを代表するクラブ同士の激突。注目はリヴァプールのDF陣。ファン・ダイク不在でどこまで守れるか注目です。
ということで先日行われたマンチェスターシティvsリヴァプールの感想です。
両チームのスタメン
マンチェスター・シティ
GK:エデルソン
DF:ウォーカー、ルベン・ディアス、ラポルト、カンセロ
MF:フェラン・トーレス、ロドリ、デ・ブライネ、ギュンドアン、スターリング
FW:ジェズス
リヴァプール
GK:アリソン
DF:アレクサンダー・アーノルド、マティプ、ジョー・ゴメス、ロバートソン
MF:マネ、ワイナルドゥム、フィルミーノ、ヘンダーソン、ジョタ
FW:サラー
ジェズス(前31)、サラー(前13)
①つばぜり合い
シティ、リヴァプール共に4-4-2に近い布陣で臨んでいました。シティは3バックを時折使いビルドアップに変化を付けることでズレを作り出そうとしており、リヴァプールはサイドハーフが高い位置で守ること(4-2-4)でサイドバックの上がりを抑制していました。共通しているのは出来るだけ守備リスクを抑え、シンプルに得点に繋げようとようとしている節があったことです。
最初にそのつばぜり合いを崩したのはリヴァプール。背後を上手く取ったマネをウォーカーが倒してしまいPK。サラーが決め、先制します。対するシティもジェズスの素晴らしいトラップから同点ゴール、更にゴメスのハンドでPKを得ますがデ・ブライネが外してしまいます。スコアはそのまま前半を終えます。
②バランスを崩さず
後半も同様つばぜり合い状態が続きます。先に動いたのはリヴァプール、シャキリをフィルミーノに変えサイドバックの位置をやや高くします。対するシティはベルナルド・シルバを投入し変化を付けようとします。しかし途中でアーノルドが負傷し、プランの練り直しに迫られます。対するシティも下手にバランスを崩さず攻勢に出なかった為、試合はこのままタイムアップ。お互い勝ち点1で終える結果となりました。
③グアルディオラ監督の「慎重策」
シティにとってはグアルディオラ監督の「慎重策」が今後どのような影響を与えるかが気になります。昨シーズンから散見されるようになりましたが、相手に合わせた策を使っておりより「リアリスト」になっている印象があります。しかし過去のグアルディオラ監督はバルセロナ時代も含めて、あまりこの策を使った時はいい結果をもたらしていないので今後の戦いが注目される所です。
リヴァプールにとっては満足出来る結果だったと思います。失点はどうしようもない素晴らしいプレーだったので仕方ありません。リーグでも上位に付けているのでアウェーでの勝ち点1は妥当だったと思います。ただアーノルドの負傷は気がかりでプレミアリーグの「交代枠3」が再び議論に。
正直個人的には「交代枠5」に賛成で、本当にタフなリーグなのでリーグ側も「選手を守る」という意味でも考え直して欲しい所です。
では