月曜夜のビッグマッチは勘弁して欲しいですが、眠気も吹き飛ぶ試合でした。
てなことで先日行われたリヴァプールvsアーセナルの感想です。
両チームのスタメン
リヴァプール
GK:アリソン
DF:アレクサンダー・アーノルド、ジョー・ゴメス、ファン・ダイク、ロバートソン
MF:ナビ・ケイタ、ファビーニョ、ワイナルドゥム
FW:サラー、フィルミーノ、マネ
アーセナル
GK:レノ
DF:ホールディング、ダビド・ルイス、ティアニー
MF:ベジェリン、エルネニー、ジャカ、メイトランド=ナイルズ
FW:ウィリアン、ラカゼット、オーバメヤン
マネ(前28)ロバートソン(前34)ジョタ(後43)、ラカゼット(前25)
①サイドバックの活用
コミュニティーシールドのリベンジを果たしたいリヴァプールと王者の連続撃破で勢いを付けたいアーセナルの試合です。
リヴァプールは出場が危ぶまれたアリソンが間に合い、ベストメンバーで臨めました。前回出来なかった「サイドバックの活用」を重点的に意識されたようで、ビルドアップでのインサイドハーフのサポートが的確でアーセナルのプレスを上手く躱していました。一方アーセナルは守備は前回と似ていて、ややカウンター重視でサイドバック裏を素早く突く戦術を取っていました。
先手を取ったのはアーセナル、リヴァプールのハイプレスを潜り抜けたカウンターからロバートソンのミスを誘いラカゼットがゴール。リードを奪います。
しかしリヴァプールも直後、サラーの強引なドリブルからマネが詰めて同点、さらにワイドな展開から最後はロバートソンがスペースに飛び込み逆転します。この2ゴールはいずれも素晴らしくアーセナル守備陣にとってはどうしようもない失点でした。
②リベンジ
後半リヴァプールは両サイドバックの攻撃参加を自重、バランス重視で試合をコントロールしていきます。しかしアーセナルは連動した守備からのカウンターでリヴァプールゴールを脅かします。ただそこに立ちふさがったのは「守護神」アリソン。スーパーセーブでチームを救います。そして後半途中に投入されたジョタがデビュー戦にゴールを挙げ勝利。リヴァプールがリベンジを果たした形となりました。
③戦術を遂行できる選手の差
リヴァプールはより強固な集団になったイメージがあります。やや不安があったインパクトプレーヤーにジョタ、チアゴが台頭。南野、チェンバレンなどはもはやうかうか出来ない状況にあります。層に厚みと競争意識を持たせた今シーズンも優勝候補筆頭であることは間違いないです。
一方アーセナルは逆に層の薄さを感じてしまった試合でした。ラカゼット、ウィリアンという攻守両面に貢献できる選手からペペ、ヌケティアの交代はどうしても物足りない感はあります。特にウイングは以前よりも確実に守備の貢献が求められているのでペペには頑張って欲しい所です。
戦術を遂行できる選手の差が、両チームの明暗を分けた一つの要素だと思います。
では