かつてチェルシーで一時代を築いたモウリーニョとランパード両監督の「師弟対決」です。
両チームのスタメン
GK:ガッサニーガ
DF:オーリエ、ダビンソン・サンチェス、アルデルヴァイデルト、ヴェルトンゲン
MF:ルーカス、シソコ、デレ・アリ、ダイアー、ソン・フンミン
FW:ケイン
GK:ケパ
DF:リュディガー、ズマ、トモリ
MF:アスピリクエタ、カンテ、コバチッチ、マルコス・アロンソ
FW:マウント、エイブラハム、ウィリアン
ウィリアン(前12)(前49)
感想(トッテナム)
ソン・フンミンの退場で全てが終わった感じでした。チェルシーの左サイドアタックに対して守備のポジションが定められないまま2失点。守備対応に難のあるオーリエに対するサポートが少なかった&ガッサニーガの軽率なプレーもありましたがあまりにもコバチッチに前を向かせ自由にプレーさせてしまったのが原因でした。後半からはエリクセンを投入しゲームメイクをさせ、システムを相手に合わせることで守備ポジションを明確化し反撃の糸口を掴みかけましたがソン・フンミンの退場で終了しました。この退場が無かったら正直勝負はわからなかったでしょう。
感想(チェルシー)
奇襲が成功した形となりました。特にコバチッチは面白いようにパスが繋がりチャンスを量産。またウィリアンがオーリエとの1対1を制し先制したことも大きな勝因になったと思います。またマウントのボールを引き出す動きが素晴らしかったのも大きかったです。ただ今の3バックは只のオプションであると考えた方がいいかもしれません。ジョルジーニョとコバチッチが同時起用出来ないのとウイングバックがマルコス・アロンソぐらいしか高い適性を持っていないのが理由です。ランパード監督の守備組織構築はまだまだ時間がかかりそうですね。
総評
愛弟子の奇襲にまんまとかかってしまったモウリーニョ監督の心情は穏やかではないでしょう。穴となっている右サイドの守備をどう解決するかが頭痛の種になっています。冬に右サイドバックの獲得に踏み切る可能性は高そうです。チェルシーは3バックのオプションの有用性、ウィリアンの左ウイングの起用が大きな収穫になりました。前者はともかく後者は本格導入を検討してもいいかもしれないです。
では