初代ポケモンの話の続き。
ケンタロスが猛威を振るった環境に飽きてきたころ、今まで使って来なかったポケモンを使っていく動きがありました。まあほとんどケンタロスにやられてましたけど。
しかしある日「なんやねん!!」とブチギレている声がちらほら。何かと見ると何やら可愛いポケモンが。
「ピンクの悪魔」ラッキー
種族値
HP 250
こうげき 5
ぼうぎょ 5
とくしゅ 105
すばやさ 50
ごうけい 415
初代ではラッキーはマイナーポケモンでした。サファリゾーンで低確率で出現&捕まえにくいはケンタロスと同様ですが、ハナダの洞くつで高レベルが登場するのでまだ有名な方です。典型的なネタ枠だと思いみんな使おうともしませんでした。
しかし…出てきました「どくどく」「ちいさくなる」「タマゴうみ」「ちきゅうなげorふぶき」の技構成のラッキーが。ちいさくなるで回避を二段階アップ、どくどくでターン毎にダメージが増える毒ダメージ、タマゴうみで回復、ちきゅうなげで固定ダメージorふぶきで凍らせるコンボは、当時高速アタッカーが全ての環境では極めて異質でした。いわゆる「受け」ポケモンです。
当時その戦術は全く受け入れませんでした。子供達にとって耐久型ポケモンはただ「運任せの卑怯な方法」「時間が無駄にかかる」(当時乾電池でプレイしていたので時間がかかる=電池代がもったいないになっていました。)とブーイングの嵐。今でこそ戦術としてはスタンダードなものですがラッキーが出るだけで対戦中止もありました。(ケンタロス、ダグトリオぐらいしか有効打がなかったです。)そして皆からピンクの悪魔と敬遠される運命に。
赤い悪魔=マンチェスターユナイテッド
ピンクの悪魔=ラッキー
ただフォローすると決して嫌われまくってたわけではありません。ポケモンパンのシールでは人気でしたしグッズ人気はありました。
剣盾ではリストラされてしまいましたが再登場期待しています。
では
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ナノブロック ポケットモンスター ラッキー NBPM_034 カワダ 12才~
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