今回はノッティンガム・フォレストの監督就任が決まったアンジ・ポステコグルー監督について書いていきます。
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①再びプレミアリーグの舞台で指揮を執ることに
ノッティンガム・フォレストは昨シーズン、残留が精一杯と評されたものの7位でカンファレンスリーグ出場権を得る(後にヨーロッパリーグに出場が決定)等大躍進。特にヌーノ・サント監督が行っていたローブロックからのロングカウンターが見事に既存タレントに合い、快進撃を起こしました。
そんな中の今シーズンはヌーノ監督は当然残留し、大幅な選手引き抜きも考えられたオフも主力で引き抜かれたのはエランガのみと最小限に。ムリーリョ、ギブズ=ホワイト等中心選手を残留させつつ、昨シーズンブレイクしたハッチンソン、エンドイェ等若手有望株、そしてドグラス・ルイス、ジンチェンコ等プレミアの実績が豊富な選手を獲得し着実に強化を図りました。
そしてシーズンが始まると開幕のブレントフォード戦では3-1で快勝するも、クリスタルパレスに引き分け、ウェストハムに完敗。1勝1分1敗とまずまずのスタートを切るも、オーナーのマリナキス氏との関係が悪化し、3節終了時に解任が決定されました。
その後任に注目が集まりましたが、昨シーズントッテナムを率いりヨーロッパリーグを制したポステコグルー監督の就任が発表。再びプレミアリーグの舞台で指揮を執ることになりました。
②その「哲学」はチームを大きな混乱を招く可能性も
ただポステコグルー監督はこれまで率いていたチームでハイラインハイプレスで守備は整備せず個頼みを頑なに貫いてきた「哲学超強め」の監督で、ローブロックロングカウンターで手堅い戦い方を行っていたノッティンガム・フォレストにとって決して相性が良いとは言えません。
また決して成績不振で解任されている訳では無いので、違う哲学の導入はチームに大きな混乱を招く可能性はあるでしょう。
そしてハイクロスを兎に角入れたがらない監督なので、プレミアリーグ屈指とも言えるウッドの高さを生かす方法を自ら捨てる事に。正直求めるサッカーが既存の選手の特徴に合っておらず、成功するのは中々想像しがたいです。
③いかに順調なスタートを切れるかが勝負に
それでも成績不振に関わらずトッテナムの選手達がその退任を悔やんでいたように、人望は厚くマネジメント能力は確か。今年も多くの選手が入れ替わり烏合の衆となっているチームを上手く纏め、攻撃サッカーを浸透させることが出来ると、昨シーズン以上の驚きを与える事も考えられます。
ただそれはあくまで楽観的な予想で、茨の道であることは確か。少し手間取ると一気に降格圏に落ちてしまうようなハイレベルなリーグなので、まずはいかに順調なスタートを切れるかが勝負になってくるでしょう。
大きなギャンブルとなったポステコグルー監督就任。待つのは歓喜か失望か、、、注目です。
では
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