悲願の初優勝を狙うパリと、あと一歩で2022-2023シーズンのリベンジを誓うインテルの戦い。共にビッグクラブを撃破していただけに非常に楽しみな試合となっています。
ということで先日行われたチャンピオンズリーグ決勝、パリSGvsインテルの感想です。

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両チームのスタメン&結果

前半
パリは4-3-3、対するインテルは守備5-3-2の3-5-2を採用していました。
試合はパリが序盤から圧倒しボールを保持。インテルが前からプレスをかけて来たことから間に空いたスペースを上手く使い攻め込んでいきます。
するとヴィティーニャからハーフスペースでパスを受けたドゥエが右に折り返すと、フリーになったハキミが押し込み、パリが先制点を挙げます。
同点に追いつきたいインテルですがカウンターからデンべレがボールを運ぶとボックス右に走り込んでいたドゥエにパス。右足で放たれたシュートはディフレクトしながらもゴール。前半わずか20分でパリが2点のリードを奪います。
インテルはその後2トップを起点として攻め込むもパリのプレスバックの速さもありチャンスは散発的でそのまま前半を終えます。
後半
後半インテルはより縦を意識した攻撃を行うも中々セカンドボールを拾えず、逆にパリのカウンターを受けることに。ザレフスキ、ビセックを投入するもビセックが早々に負傷退場してしまう等、作戦面でも上手くいきません。
するとパリはヴィティーニャがボールを持ちあがるとドゥエにラストパス。ゴール右に蹴り込み決定的となる3点差に。その後カウンターからクワラツへリア、バルコラからワンツーから抜け出したマユルもゴールを決め試合終了。
チャンピオンズリーグ初となる決勝での5点差での勝利を挙げ、悲願の優勝を達成しました。
総評
パリは完璧とも言える試合運びでインテルを圧倒。喉から手が出る程欲しかったチャンピオンズリーグのトロフィーを手に入れることが出来ました。
攻撃では巧みなポジションチェンジを生かしたビルドアップで相手を翻弄すると、ボールを失うと早いプレスバックでボールを奪取。特に前線の選手にその意識を植え付けたルイス・エンリケ監督の手腕は特筆に値すると思います。
選手ではドゥエが2ゴール1アシストと3ゴールに絡む素晴らしい働き。0トップ、ウイングどちらにも対応し高パフォーマンスを見せ、次世代のスター候補が本領を発揮しました。
一方インテルは序盤の入りが全てであったと思います。正直前にプレスにはいったものの奪い切れずに間のスペースを使われる事に。失点後も余計に繋ごうとしてボールを失う等プランが大きく崩れたのが大きかったと思います。
それでもこの予算規模で決勝まで辿り着けたインザーギ監督の手腕は本物。来シーズンのマロッタ会長のチーム作りにも注目です。
圧倒的な差を見せつけ悲願の初優勝を果たしたパリSG。本当におめでとうございます。
では
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