神の十賢者③～統括素体～【スターオーシャン】

※ネタバレ有り

今回は「スターオーシャンセカンドストーリー」のキャラ「神の十賢者」について書いていきます。

①作中屈指のトラウマキャラ

まずはミカエルです。

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教においてもっとも偉大で「熾天使」として位置づけられることもある天使で、多くのメディアにも登場している有名なキャラですが、本作では強力な戦術兵器として作られた十賢者として登場します。

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皮膚が剥がれ、機械がむき出しになっている顔をしており、さしずめその姿はター○ネーター。性格は好戦的で残虐的で見た目通り非常に暑苦しいセリフで主人公達を追い詰めます。

「骨まで温めてやるよぉ」
「寒くねぇか？貴様ら！」

作中ではフィーナル中層でハニエルと共に待ち構え戦闘になるものの、際立つのはこれまでの十賢者がかわいく見えるその戦闘力。高威力＆全体攻撃の火属性攻撃「スピキュール」を連発しパーティーを壊滅しにかかり、耐性で対策するもその間隔の短さもありあっという間に消し炭にされてしまいます。（しかも消費MP0です。）

「スピキュゥゥゥゥル！」

「うおおおおおおおおお！あっちぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ！」

更に対策しようにも耐性を持っている装備は普通に進んでいたら半減止まりのルビーぐらいで作中屈指のトラウマキャラとなっています。

ただPSP版、リメイク版はスピキュールの使用頻度が少なくなり弱体化するものの、対策なしではまず勝てないので装備はきっちり揃えておく必要があります。

因みにレイドエネミーでも登場するもその時のリーダーエネミー効果は「属性耐性無効」と凶悪。出来るだけ足止めしつつ補助魔法やアイテムでダメージを抑えて短期決戦を挑んでいくのがおススメです。その分手に入るアサルトアクション「スピキュール」はブレイク値が作中最高を誇っており、その労力に見合うものとなっています。

②冷酷かつ理性的な素体

次はハニエルです。

エノク書などに語られる天使の一人で、その名は「神の栄光」「神を見る者」を意味します。

見た目は武装したダンディな中年男性ですが、その実冷酷かつ理性的な素体となっており言動の非情さは他十賢者とそれ程変わらないです。

「クズは、どうあがいてもクズでしかないことを、このわたしが証明してやろう。」

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作中ではフィーナル中層でミカエルと共に待ち構えて戦闘に。相方の強さだけは際立ちますが自身も毒と石化を付加する範囲攻撃と、多段ヒットする直線範囲攻撃＆毒と石化を付加する「マインドブラスト」を使用。さらに単体MPを吸収する呪紋「ロストメンタル」、単体HPを吸収する呪紋「ブラッドスキュラー」等搦め手も使ってきて、「キュアオール」で回復もこなしていきます。

「邪魔者は全て滅ぼす。」

その為ミカエルだけに気を取られている内に後衛が壊滅されている事も多く、出来るだけ前衛で足止めしたい所です。

レイドエネミーでは「HP/MP継続減少」で、味方の無敵戦法（ハートオブハートやブラッディアーマー）を潰す事に。ただこまめに回復して上げれば攻撃自体は石化に気を付ける程度のもので、ミカエル、ルシフェルに比べては戦い易いです。

アサルトアクションは「マインドブラスト」。威力はまずまずながら発生が遅く範囲も狭いものの、ダメージを与えた分だけHP、MPを回復する効果があり苦しい時に役に立ちます。しかし最終盤で手に入る技としては物足りなく、どうしてもルシフェル、ミカエル等にお株を奪われがちになります。

多くのプレーヤーを絶望に陥れたこのコンビ。リメイク版でも大暴れし、存在感を示しています。

では