今回は見事ブンデスリーガ初優勝を果たしたレバークーゼンが「シルバーコレクター」と呼ばれていたシーズンについて、知っている範囲で切り取って書いていきたいと思います。
2回目は「2001-2002シーズン」です。
主な布陣
①覚醒を予感させる「兆候」
ダウム監督が退任し、フランクフルトやボーフムで攻撃サッカーを展開していたトップメラー監督を招聘。2000-2001シーズンは中盤に首位に立つも、最終的に4位に終わる等力を持っていながらも勝負弱さが目立ちましたが、冬の移籍でプラセンテとルッシオという守備の要を獲得し、ブルガリアリーグで頭角を現していたベルバトフを獲得、ルッシオ、プラセンテはレギュラーとしても活躍し覚醒を予感させる兆候を見せます。
そして翌2001-2002シーズンは守護神としてブットをハンブルガーから、そしてバストゥルクを指揮官の古巣であるボーフムから獲得。土台が出来つつあったチームのラストピースとして迎えると、シュナイダーや新加入のセベッセンを右サイドバック、ウイングバックとして起用し3バック、4バックを自在に操るようにして、ゼ・ロベルトを左の高い位置に張らせる左右非対称の布陣を採用(今でいう4-4-2の右肩上がり)し、シーズンに臨んでいきます。
②欧州を揺るがす「超攻撃サッカー」
するとチームはその攻撃力を武器に好調を維持。センターバックのルッシオとダブルボランチのバラックが積極的に攻撃に絡むとゼ・ロベルト、バストゥルクがドリブルで切り裂き、シュナイダーが正確なクロスを供給。
その破壊力はブンデスリーガだけでなくチャンピオンズリーグでも猛威を振るい、バルセロナ、リヨンと強豪と同居した1次リーグを2位で通過すると、2次リーグではアーセナル、デポルティボ、ユベントスとこれまた強豪と組み込まれる事に。
それでも混戦模様のグループで終盤のユベントス、デポルティボ戦で連勝を記録し見事にこちらも2位突破を果たします。
さらに準々決勝では前シーズンカップ戦3冠を果たしたリヴァプール、準決勝ではマンチェスターユナイテッドとの壮絶な打ち合いを制し見事に決勝に進出。多くのサッカーをファンを魅了しました。
③3大会すべてで、、、
しかし国内リーグではドルトムントにあと一歩の所で優勝を逃すと、カップ決勝ではシャルケとの激しい打ち合いの末敗北、そしてチャンピオンズリーグでも一度はルッシオのゴールで同点に追いつくも、チャンピオンズリーグ史に残るジダンのボレーに沈み、3大会すべてでまさかの準優勝。
守備の要であるノボトニーの負傷離脱は大きかったものの、この記録はチームを「シルバーコレクター」と定着させてしまう出来事としては十分なもので、現在までチームを苦しめていました。
更に翌シーズンは攻守の要であるバラック、崩しの切り札ゼ・ロベルトをバイエルンに引き抜かれ、ノボトニーもこのシーズンの怪我が再発してしまいシーズン全休。その影響は寛大で、あわや降格の15位でシーズンを終える事となります。
では
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