観客が入ったサン・マネスのビルバオ戦。メッシがいないバルセロナがどこまで戦えるか注目です。
ということで先日行われたアスレティック・ビルバオvsバルセロナの感想です。
両チームのスタメン&結果
①終始ビルバオペース
ビルバオは守備4-4-2からのカウンターを採用、対するバルセロナは守備4-1-4-1の4-3-3を採用していました。
試合はプレスがハマったビルバオが、次々とカウンターを繰り出していきます。バルセロナは同数のビルドアップを強いられ、GKのネトも焦りからかパスが繋げずボールを前に運ぶことが出来ません。ようやくブスケッツが下りてきて3バックで回すことによりビルドアップを落ち着かせることが出来ましたが、ビルバオがコンパクトな布陣を敷いているためライン間をしっかり締められチャンス自体を作ることは出来ません。
またピケが負傷退場、エリック・ガルシアがウィリアムズの対応に相当苦労しており守備面でも不安が見えていました。
終始ビルバオペースで前半を終えます。
②勿体ない引き分け
後半開始直後にビルバオはコーナーキックからイニゴ・マルティネスのヘッドが決まり先制点を挙げます。同点に追いつきたいバルセロナですが、攻撃が左に偏りデストが孤立しビルバオが守りやすい状況になります。
ただデミルが投入されてからは彼が左のハーフスペースを取るようになり攻撃が円滑になると、カウンターからメンフィスが見事なゴールを挙げ同点に追いつきます。
しかしその後に更に激しくなったビルバオの圧に押し戻されると、ロスタイムにエリック・ガルシアがウィリアムズ弟ニコを倒してしまい一発退場しますがそのまま試合終了。ビルバオは終始ペースを握りながらも一発のカウンターにやられ勿体ない引き分け、バルセロナは何とか勝ち点1を拾った形になりました。
③同じ引き分けながらも明暗が分かれた一戦
ビルバオにとっては何とも勿体ない引き分けとなりました。バルセロナのビルドアップを前から阻害してブスケッツにボールを渡らせない状況に陥らせて、個で剥がされると撤退してコンパクトなブロックを作って待ち構える。そしてカウンターでサイドの裏を狙い続けて守備を困難に陥れる。正に狙い通りの戦い方が出来たと思います。だからこそ先制点を奪い切れなかった前半に悔いが残り、今後も得点力アップに課題を残しながらの戦いになりそうです。
対するバルセロナは何とかカウンターで同点弾は奪えたものの修正策が遅すぎた感はあります。ビルドアップもブスケッツの判断任せが顕著で単調。そして崩しもデミルが入るまでは左に偏っておりデストが孤立、何よりエリック・ガルシアが終始ウィリアムズに圧倒されておりそのサポート体制も上手く行っていなかった感があります。ピケの交代は誤算だったものの、ビルドアップの型を増やし対応させる等クーマン監督はもう少しチームに選択肢をもたらす動きが出来たと思います。
ただ昨シーズンからその傾向はあったので、今後もファーストプランに懸ける戦いは変わらないと思います。
同じ引き分けながらも明暗が分かれた一戦であったと思います。
では
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