「仮想メキシコ代表」となる1戦。本大会も近いので内容のある試合にしていきたいです。
ということで先日行われたU-24日本vsU-24ホンジュラスの感想です。
日本の布陣&結果はコチラ
①個々の良さが出た前半
日本は三好を左に起用した左利き3人を並べた守備時4-4-2の4-2-3-1を採用し、ホンジュラスは日本と同様4-2-3-1を採用していました。
日本は基本4バック、時折左サイドの中山を後ろ残りしていたビルドアップを行っており上手く相手をいなしボールを前に運んでいました。そしてホンジュラスのセットプレーの守備の緩さを利用して吉田がフリーキックを見事合わせて先制します。
さらに前線は左サイドの攻撃が少ないものの2列目がポジションチェンジを繰り返しホンジュラスを翻弄。前半終了前には堂安が林の落としから冷静に流し込み追加点を挙げ、個々の良さが出た前半となります。
②一転後半は苦しむ
しかし一転後半日本は苦しむ事になります。ホンジュラスが大幅な選手交代を行い日本のビルドアップの対応をし始めると、徐々に日本はボールロストを繰り返していきます。そしてここまで圧倒的なプレス耐性で日本のビルドアップを支えていた田中碧が交代すると不安定さが露出し、谷の中途半端なポジショニングも相まってオウンゴールで1点を返されます。またここまで何とか誤魔化してきた左サイドの攻撃が完全に停滞し攻撃が単調になります。
それでも途中に入った相馬が抜け出し左で折り返したボールに堂安が合わせこの日2ゴール目。日本が3-1で勝利することになりました。
③強みと弱みが見事に表れた試合
この試合では日本の強みと弱みが見事に表れた試合となりました。
まず強みとしてはやはり中央部で吉田、富安、田中碧、遠藤で形成されるユニットは大会でも屈指であると思います。また酒井、堂安、久保も個で違いを作り出していたので非常に頼もしい所です。
反面弱みは「個」に依存しすぎるビルドアップとサブ選手との質の差です。選手任せで型が見えないビルドアップは強い相手(特にメダル候補との試合)ではハイプレスに苦しむ事は必然で、早急に局面局面での決め事をする必要性があると思われます。
また前述した選手の替えが効かず(板倉は可哀そうな起用になりましたが)サブメンバーの良さを生かそうともしない起用法も気になる所です。特に左サイドは不安な所で、ややメンバー選びに苦労している感はあります。個人的には三笘&旗手の川崎コンビに懸けて欲しい所ですが、今回レギュラーでプレーした中山、三好も起用法を考えてあげれば十分機能するので、しっかり選択して欲しい所です。
いずれにしても次は優勝候補スペイン代表との試合が控えています。少しでも課題が解消すればいいのですが、、、。
では
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