チャンピオンズリーグでまさかの2戦未勝利の両チーム。追い詰められた強度の高さが見られそうです。
ということで先日行われたレアル・マドリードvsインテルの感想です。
両チームのスタメン
レアルマドリード
GK:クルトワ
DF:ルーカス・バスケス、ヴァラン、セルヒオ・ラモス、フェラン・メンディ
MF:バルベルデ、カゼミーロ、クロース
FW:アセンシオ、ベンゼマ、アザール
インテル
GK:ハンダノビッチ
DF:ダンブロージオ、デ・フライ、バストーニ
MF:ヤング、ビダル、ブロゾビッチ、バレッラ、ハキミ
FW:ラウタロ・マルティネス、ペリシッチ
ベンゼマ(前25)セルヒオ・ラモス(前33)ロドリゴ(後35)、 ラウタロ・マルティネス(前35)ペリシッチ(後23)
①一進一退の攻防
マドリーはアザールを起用。4-3-3で攻めていきます。一方インテルは攻撃時3-1-4-2、守備時5-3-2を採用します。前半マドリーはインテルのプレスに嵌められていましたがクロース、アザールが降り数的優位を作りビルドアップを行います。インテルは3CB+1でビルドアップ、マドリーのプレスをかいくぐります。しかしバックパスをベンゼマにかっさわれ先制を許すと、コーナーキックからセルヒオ・ラモスがたたき込みマドリーが2点リードを奪います。インテルはロングボールのターゲットになるルカク不在が大きく響いた形となります。
しかしインテルはバレッラのオシャレパスからラウタロがゴールし1点を返し、一進一退の攻防のまま前半を終えます。特にハキミvsメンディが見ごたえ抜群でした。
②そこはレアルマドリード
後半インテルはよりプレスの強度を高め攻勢を仕掛けています。マドリーはヴィニシウス、ロドリゴを投入、反撃の狼煙を挙げようとしますが直後、インテルがペリシッチが技ありのゴール、同点に追いつきます。
このまま逆転されそうな雰囲気のまま試合は進みますがそこはレアルマドリード。交代したヴィニシウス&ロドリゴで追加点を挙げ試合終了。インテルにとっては同点時からの決定機を決めきれなかったのは痛すぎました。
③取りこぼしを重ねると
マドリーにとっては会心の勝利になりました。今回のインテルは決して出来は悪くなく、非常に強度に優れたサッカーを展開していたのでこの勝利は非常に大きいと思います。ただ他の試合でもそれをしてほしいというのが本音ですが、、、。ジダン政権は毎年スロースタート気味です。
インテルにとっては素晴らしい試合を行いながら、勝ち点を奪えなかったのは残念としか言いようがありません。これでグループリーグ最下位となってしまいました。
しかし行っているサッカーは素晴らしいので、突破は十分あり得ます。しかし今試合のように取りこぼしを重ねると昨シーズンの二の舞を演じることに。
シャフタール、ボルシアMGの健闘が光るグループB、今後も注目していきたいです。
では