てなことで先日行われたコミュニティーシールド、アーセナルvsリヴァプールの感想です。
両チームのスタメン
アーセナル
GK:マルティネス
DF:ホールディング、ダビド・ルイス、ティアニー
MF:ベジェリン、エルネニー、ジャカ、メイトランド=ナイルズ
FW:サカ、ヌケティア、オーバメヤン
リヴァプール
GK:アリソン
DF:ネコ・ウィリアムズ、ジョー・ゴメス、ファン・ダイク、ロバートソン
MF:ワイナルドゥム、ファビーニョ、ミルナー
FW:サラー、フィルミーノ、マネ
オーバメヤン(前12)、南野(後28)
①対策が見事ハマる
両チームとも基本配置は昨シーズンと変わらずアーセナルはセンターハーフにエルネリー、ウイングにサカを起用、リヴァプールはネコ・ウィリアムズを起用してきました。
試合はアーセナルのリヴァプール対策が見事ハマります。3+2のビルドアップでウイングの裏を狙いサイドチェンジを多用し揺さぶりをかけるシステムが見事機能し、サカの見事なサイドチェンジからオーバメヤンのゴールで先制します。
一方リヴァプールはアーセナルの5-4-1のブロックを上手く崩せません。右のネコ・ウィリアムズのクオリティーはやはり物足りなく、サイドチェンジが少ない為ブロックを揺さぶれずセンターバックの持ち上がりが唯一とも言える打開策でした。
②強引な連携
後半リヴァプールはケイタ、南野を投入し、ゴメスを右に回すことで4-2-3-1にシステム変更をしました。それでも組織的に崩す場面は少なかったものの中央の強引な連携で最後は南野が同点ゴール。
勢いに乗ったリヴァプールは攻勢に入りますがカウンターでアーセナルも応戦します。結局両守備陣の奮闘で90分が終わり、PK戦の末アーセナルが勝利。幸先の良いスタートを切ることが出来ました。
③新シーズンも楽しみ
ネコ・ウィリアムズの抜擢。クロップ監督のテスト的起用は失敗に終わりましたが、アーノルドも過去こういう起用方法で飛躍したので問題にはならないと思います。いざというときはゴメス、ミルナーでカバーするでしょう。そして南野のゴールと連携のスムーズさはクロップ監督、チームにとっても大きく、重要なオプションとなってくるでしょう。
アーセナルは昨シーズンの勢いそのままに素晴らしいサッカーを展開しました。タイトルを獲得できたことによる自信を持てたのは大きく、アルテタ監督の采配も含めて新シーズンも楽しみなチームです。
新シーズンもリーグ、欧州を沸かせるであろう両チーム。期待しています。
では