VSオリバー主審もピックアップされた一戦。モウリーニョ監督はアルテタ監督とはやり合わない方針のようです。
両チームのスタメン
トッテナム
GK:ロリス
DF:オーリエ、アルデルヴァイデルト、ダビンソン・サンチェス、ベン・デイビス
MF:シソコ、ウィンクス、ロ・チェルソ
FW:ルーカス、ケイン、ソン・フンミン
アーセナル
GK:マルティネス
DF:ムスタフィ、ダビド・ルイス、コラシナツ
MF:ベジェリン、ダニ・セバージョス、ジャカ、ティアニー
FW:オーバメヤン、ラカゼット、ペペ
ソン・フンミン(前18)アルデルヴァイデルト(後36)、ラカゼット(前16)
①スーパーシュート
新監督同士のノースロンドンダービー、トッテナムはハイプレスで3CBのパスミスを誘い突破された場合は4-4-2のブロックで守り、アーセナルは5-4-1のブロック守備で対応します。試合は早々に動きます。ラカゼットがこぼれ球を拾いスーパーシュート、アーセナルが先制します。流石のロリスもノーチャンスでした。
しかしトッテナムはその僅か2分後コラシナツのパスミスをかっさらいソン・フンミンが冷静にループで流し込み同点に追いつきます。当初の狙いが当たった形になりました。同点のまま後半へ向かいます。
②値千金のヘッド
後半トッテナムは3CBの裏をケイン、ルーカスが積極的に突きますが中の人数が足りない為得点に結びつきません。対するアーセナルはポゼッションこそはするもののサイドの連携が上手くいかずトッテナムの4バックを広げることが出来ません。
両チームのGKの好セーブも光り、膠着状態に陥っていた後36分コーナーキックからアルデルヴァイデルトが値千金のヘッドで逆転。決着を付けました。
③モウリーニョ監督の手腕
今シーズンまさかの不振に陥り監督交代を余儀なくされ、その後もあまり波に乗れずすっかりトップ6からも置いてきぼりにされた両チームですが、トッテナムが首の皮一枚繋がった形になりました。弱点をあぶり出しとことん突いていく戦術を見せたモウリーニョ監督の手腕は健在です。
アーセナルはこれでFAカップ優勝がヨーロッパカップ戦出場権を手に入れる唯一のチャンスとなりそうです。アルテタ監督自体は良いサッカーを展開しているのでやや弱点が目立つ結果となってしまいました。
では