この頃のリィン、終盤まではただのリア充学生です。
※ネタばれ有
今回は英雄伝説 英雄伝説 閃の軌跡について書いていきたいと思います。
主なパーティー リィン、フィー、エリオット、エマ クリア時間約47時間
①青春学園ストーリー
今作の舞台はトールズ士官学校のⅦ組として「学園生活」を行うことになります。
主な流れは学園でのイベントをこなしながら旧校舎地下の探索→特別実習日として各地で現地実習→物語の進行イベントという形です。
イベントでは「クラブ活動」「中間試験」「学園祭」など学園ならではのイベントも盛沢山です。また他クラスの生徒も絡みが多く、個性的な面々と共に学園生活を送っていきます。
特にトワ、アンゼリカ、ジョルジュ、クロウの先輩勢、パトリック、ケネス、マルガリータの他クラスの生徒はアクが強く印象深いです。
学園での青春ストーリーと実習での帝国の実情、まるで違う2つの世界を乗り越えるⅦ組の面々の成長が上手く描写されています。
②貴族と平民の対立
今回は「エレボニア帝国」がメインとなり「貴族制」が表現されています。
その中で軍部出身の「鉄血宰相」ギニアス・オズボーンが実権を握ることにより貴族制が揺らぎ、徐々に国が改革されていく様、そしてカルバート共和国との戦争に向かう様を描いています。
しかし旧態依然の貴族制は残っており、トールズ士官学校も「平民」と分かれています。また総じて貴族組は平民組を下に見ており些細なことで対立が起こります。その中貴族・平民どころか猟兵・遊牧民、途中から鉄血の子供たち(アイアンブリード)などが入り混じっているⅦ組がそんな状況の打開を果たし新たな道を作る先頭を走ることとなります。
作中のマキアス、ユーシスは典型的な貴族・平民で、当初いがみ合うものの最終的には名コンビになります。
③まさかの黒幕part4
今回の黒幕は今まで一番驚きました。これまでは
・考古学者
・医者
・社長令嬢、弁護士
など割ときな臭さがある職業が多いのですが今回は違う切り口で切り込んできました。離脱タイミングや動きの整合性も絶妙で意外性がありました。
そして最終決戦では巨大ロボットで登場。圧倒的な能力でリィンを叩きのめし、またもやバッドエンド。後味の悪い結末となってしまいました。
「悪いが、その灰の騎神に粘られると後々面倒なんでな。士官学院共々ここでぶっ壊させてもらう。」
では