ボアテングのファインプレー時、味方はしゃぎ過ぎて本人どや顔出来ず、困惑気味でした。
両チームのスタメン
レバークーゼン
GK:フラデツキー
DF:ラース・ベンダー、タプソバ、スヴェン・ベンダー、ウェンデウ
MF:ムサ・ディアビ、アランギス、アミリ、バウムガルトリンガー、ベイリー
FW:ハベルツ
GK:ノイアー
DF:パバール、ボアテング、アラバ、アルフォンソ・デイビス
MF:ニャブリ、キミッヒ、ミュラー、ゴレツカ、コマン
FW:レバンドフスキ
スヴェン・ベンダー(後18)ハベルツ(後50)、アラバ(前16)ニャブリ(前24)レバンドフスキ(後14)(後44)
①2点リード
立ち上がりレバークーゼンはハイプレスでボールを奪いサイドに一気に展開する方法でゴールに迫りますが、アラバのフリーキックで出足をくじかれバイエルンのプレスに対してビルドアップで苦しみます。
一方バイエルンは数的有利を意識したポジショニングでハイプレスを躱しボアテング、ノイアーのロングパスで変化を付け始めます。そしてパスカットからニャブリが素晴らしい動き出しで飛び出し追加点。2点リードで前半を折り返します。
②冷徹な一撃
後半レバークーゼンはデミルパイ、フォラントを投入し反撃に出ます。その効果は徐々に出てきてデミルパイのキック、フォラントの駆け引きでやや攻勢に傾きます。
しかしその勢いを打ち砕いたのはレバンドフスキの冷徹な一撃でした。GKの位置を確認した素晴らしいハーフボレーで3点差。勝負を決めにかかります。
レバークーゼンもセットプレーからスヴェン・ベンダーが意地の一撃を返し息を吹き返し、バイエルンのライン間がやや間延びをしたことで決定機を増やしますがここでもレバンドフスキのループシュートで再び引き離し、ロスタイムのPKで1点を返すのが精一杯。バイエルンが2年連続の2冠を達成しました。
③チャンピオンズリーグでも
バイエルンがその強さをまざまざと見せる結果となりました。相手の守備に対してビルドアップの型、崩し方を変え、弱点を的確についていくサッカーは正に「ワンランク上」の存在であることは間違いないです。チャンピオンズリーグでも優勝候補筆頭であることは間違いないと思います。
一方レバークーゼンはビルドアップで苦しむ時間が長すぎました。またボールロスト時の切り替えにも差があった為、完敗を喫することになりました。
フリック監督のバイエルン。欧州の舞台でも面白い存在になりそうです。
では