※ネタばれあり
今回は2001年に公開された「名探偵コナン 天国へのカウントダウン」について書いていきたいと思います。
①少年探偵団の活躍
今作は少年探偵団にスポットが当たった作品となっています。
後述しますが黒の組織との絡みでは欠かせない灰原さんや、コナンへの想いが溢れている歩美ちゃん、ラストシーンで大活躍の元太、灰原さんを離さない光彦などそれぞれの個性と魅力が十二分に表現されていると思います。
「ホントはね、コナンくんのおかげなんだ。コナンくんの側にいるとドキドキして心臓の鼓動で時間がわかるんだよ。」
「母ちゃんが言ってたんだよ!米粒一つでも残したらバチが当たるってなぁ!」
「59秒、壊れてるんじゃねーかこれ?」「それは元太くんのほうですよ」
など名言(迷言)もあり小学生っぽい掛け合いも今作の魅力の一つとも言えます。
②黒ずくめの組織
OP以外出番が無かった黒ずくめの組織が今回満を持して初登場しました。
ただ灰原さんの留守番電話でシェリーの場所を突き止めることまでは良かったものの、証拠を残してしまう&ターゲットを間違えるなどやや迂闊な所が目立ちます。今作は顔見せ程度と考えてもいいかもしれません。
まあ裏切り者を決して許さない組織の体質などはしっかりと表現出来たので良かった所だと思います。
③爆風を生かすアクション
今作の動機は「富士山が見えなくなったから」と三作ぶりにぶっ飛んだ理由になりました。
そして激しいアクションはやはり健在。ビルからビルへと飛び移るスケボーアクションや、爆風を利用して車を飛ばすシーンは物理的にはありえないですけど迫力・緊迫感を本当に上手く表現していると思います。
原作の掘り下げが重視された今作。少年探偵団の活躍を見たい方はおススメです。
では
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