先日行われたウォルバーハンプトンVSリヴァプールの感想です。
両チームのスタメン
GK:ルイ・パトリシオ
DF:デンドンケル、コーディ、サイス
MF:ドハーティ、ネヴィス、ネト、モウチーニョ、ジョニー・カストロ
FW:アダマ・トラオレ、ラウール・ヒメネス
リヴァプール
GK:アリソン
DF:アレクサンダー・アーノルド、ゴメス、ファン・ダイク、ロバートソン
MF:チェンバレン、ヘンダーソン、ワイナルドゥム
FW:サラー、フィルミーノ、マネ
ウォルバーハンプトン 1-2 リヴァプール
ラウール・ヒメネス(後6)、ヘンダーソン(前8)フィルミーノ(前39)
①対リヴァプール
ウルブスのリヴァプール対策は5-3-2でニアゾーンを消しながら守り、ネトと2人のFWでサイドバックの裏のスペースを突くカウンターで攻撃するスタイルでした。この策は十分にリヴァプールを苦しめたと思います。特にヘンダーソン、フィルミーノを機能させなかったネト、素晴らしい動き出しで同点ゴールを挙げたラウール・ヒメネス、後述するアダマ・トラオレの3人は大きな脅威になっていました。結果的に敗北してしまいましたが「大物食い」の力を十分に証明した試合を見せてくれました。
②型破りの突破力
この試合最も輝いたのがアダマ・トラオレでしょう。マンチェスター・シティ戦でも特大のインパクトを残しましたがリヴァプール戦でも爆発的なスピードとドリブルテクニックで対戦する両サイドバックを次々とぶち抜いていきました。先制時でもファン・ダイクを吊りだし正確なクロスを上げるなど大仕事をし再び大きなインパクトを残しました。ポジショニングの位置がやや不明瞭な所が多々ありますが、個人の突破ではプレミアトップクラスであると思いますので戦術的な動きをより高めることが出来ればワールドクラスの仲間入りは近いと思います。
③スクランブルデビュー
南野選手のデビュー戦となりました。マネの負傷によりスクランブル起用となりましたがなかなか厳しいデビューとなりました。連携がままならないのは仕方がないことですが得意な裏に抜ける動きを見せれなかったのは残念だったと思います。ただ南野選手も動き出しが早すぎる部分が多かったので今後の試合でタイミングを掴んでいってほしいと思います。でも何より試合後のコメントでもわかりましたがクロップ監督が南野選手のプレースタイルを完璧に把握しているのは心強いです。今後の起用も注目していきたいと思います。
では