きちのうすめ雑記

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アヤックスvsリヴァプール~ベテランの献身的な働き~【サッカー】

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ファン・ダイク、アリソンの離脱。危機的状況になっているリヴァプールがテン・ハーグ監督率いるアヤックスに対してどう戦うかが注目されます。

 

ということで先日行われたアヤックスvsリヴァプールの感想です。

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Getty Images

両チームのスタメン

アヤックス

GK:オナナ

DF:マズラウィ、スフールス、リサンドロ・マルティネス、タグリアフィコ

MF:クラーセン、ブリント、フラーフェンベルフ

FW:ダビド・ネーレス、クドゥス、タディッチ

 

リヴァプール
GK:アドリアン
DF:アレクサンダー・アーノルド、ファビーニョ、ジョー・ゴメス、ロバートソン
MF:ミルナー、ワイナルドゥム、カーティス・ジョーンズ
FW:サラー、フィルミーノ、マネ

 

アヤックス 0-1 リヴァプール

OG(前35)

 

①疲れが見える試合運び

アヤックスは個人的に注目していた選手、アントニーはスタメンに名はありませんでした。ダビド・ネーレスがウイングで起用されていました。

一方リヴァプールセンターバックにジョー・ゴメス、ファビーニョを起用。インサイドハーフにカーティス・ジョーンズを起用してきました。

アヤックスは4-3-3で臨みましたが早々にクドゥスが負傷交代。タディッチを0トップにした布陣で再度臨みます。結果チームの構造的にはリヴァプールとよく似た編成にはなっていました。バランスの良い守備、5レーンを有効活用しようとする幅を使った攻撃。複数の選手を引き抜かれながらもテン・ハーグ監督は変わらず好チームを作り上げてきますね。

対してリヴァプールは全体的に動きに疲れが見える試合運びでした。後ろの不安もあったのかサイドバックの攻撃参加は少なく、重心を後ろにした布陣で3トップの連携に懸ける戦い方でした。スタメンに起用されたカーティス・ジョーンズですがキープ力はあるもののパスの判断にまだ課題がありそうです。そんな中ロバートソンが圧巻の推進力を見せ活性化を促すと、マネの瞬間的な個人突破からオウンゴールが生まれリヴァプールが先制します。アヤックスは惜しい所がありながらもファビーニョの素晴らしいカバーリングもあり無得点で前半を終えます。

 

②守備陣を崩せず

後半リヴァプールはキャプテンヘンダーソンを投入。アンカーでロングパスを散らせつつゲームを落ち着かせようとします。対するアヤックスはクラーセンのパスワークを中心に攻勢を強めていながら裏抜けの選手がおらずタディッチのスペースメイクを生かせません。

そんな中リヴァプールは3トップを総交代(ジョタ、南野、シャキリ)して前線を活性化させます。特にジョタ、南野は連携も良く、ワイナルドゥムも上手く絡めて上手く攻撃できたと思います。一方アヤックスはエケレンカンプ、ラビャド、フンテラール、ラシナ・トラオレを次々と投入、ボックス内の人数を増やしチャンスを作りましたが最後までリヴァプール守備陣を崩せずそのまま試合は終了しました。

 

③ベテランの献身的な働き

リヴァプールは辛勝ながら守備陣の頑張りで何とか勝ち点3を得ることが出来ました。特に目立っていたのはミルナー、ゲーム1の走行距離を誇るなどベテランの献身的な働きが周りの選手の奮起を促していたと思います。しかしアドリアンの不安定さは拭えず今後も心配な所です。アヤックスは前線虚しく敗北してしまいましたが非常に攻守において整備されたチームだという印象です。

ただファン・デ・ベークの後釜は見つかっていない印象で、攻撃が行き詰まっていました。あれだけのタレントは早々見つからないので厳しいかと思いますが他選手の奮起に期待したいです。 

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では