きちのうすめ雑記

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日本VSシリア~限界~【サッカー】

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先日行われた日本VSシリアの感想です。

結果GL敗退の結果となってしまった試合です。「戦術がない」森保監督の「限界」がやはり露呈してしまった形となってしまいました。

 

日本のスタメン
GK:大迫
DF:渡辺、岡崎、町田
MF:橋岡、斎藤、松本、相馬
FW:森島、小川、食野

 

日本 1-2 シリア

相馬(前30)、バラカ(前8)ダリ(後43)

 

ウイングバックの孤立

サイドバックの橋岡・相馬選手は個々としては奮闘していたと思います。実際相馬選手はカットインから同点ゴールを奪ってくれました。しかし「戦略的に」サイドを攻略する場面がなく個々の突破に頼る場面がほとんどでした。特に橋岡選手は個々の突破が得意ではなく高さや1対1で持ち味を生かせる選手なので苦手なプレーを強いられて案の定孤立してしまいました。

 

②後半の巻き返し

後半はいい巻き返しを見せたと思います。効果的なサイドチェンジや斎藤選手のスペースへの飛び込みなど前半で見られなかったプレーが見ることが出来ました。しかしやはり散発的で例えば相手が6バックに近い守りをしているから空いている3バックの1人で相手を吊り出そう→生まれたスペースに味方を走りこませマークのズレを起こさせよう→マークのズレをオフザボールの動きが上手い上田選手を飛び込ませようというような戦略的な崩しは終ぞ見られませんでした。やはり選手の閃きに頼るのは限界がありある程度の戦略が必要であると改めて思いました。

 

②「個々」の力の重要性

確かに「個々の力」「球際の強さ」は重要です。ただサッカーはチームスポーツなので単純に突破力、対人の強さだけでは世界には到底叶わないでしょう。最後には個が勝負を決めるのは確かだとは思いますがあまりにも日本は「個」に拘りすぎていると思います。選手はもちろんそれでいいとは思いますが監督・コーチまでも「個」に頼ってしまっては成績が不安定になるのも必然であると思います。やはり森保監督にはある程度の戦略・土台を作り上げる力が必要であると考えられます。

 

総評

今回の敗北で東京五輪での森保監督の進退問題に発展しています。しかし幾度か書いてはいますが「モチベーター型」である森保監督には自分で戦術を固めるか戦術に明るい補佐官を招き入れる選択肢が用意されています。「限界」を見せてしまった森保JAPANが明るい方向に向かっていくか。そこに注目していきたいと思います。ただ残された時間は着実に少なくなっていますが。

 

では