今回はバイエルン所属のトーマス・ミュラー選手について書いていきます。
1回では書ききれない為、3回に分けていきます。
2回目はバイエルン(2010~2016)時代です。
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①クラブ初の3冠に大きく貢献
トップチームに定着した2009-2010シーズンにいきなりブンデスリーガ、DFBポカールの2冠、更に2010年W杯では大会最年少得点王となったミュラー選手ですが、その後2年間はクロップ監督率いるドルトムントに後塵を拝す事に。それでも自身は右ウイングを中心にコンスタントな活躍を披露し、存在感を見せることになります。
すると2012-2013シーズンのチャンピオンズリーグではバルセロナ相手に3ゴールの活躍で決勝進出の立役者となると、決勝でもレギュラーとしてプレー。終了間際のロッベンのゴールにより見事優勝を果たし、クラブ初の3冠に大きく貢献します。
②名将の手により更に生かされるように
そして翌年から就任したグアルディオラ監督の下では一時期ゼロトップを任される等重要な戦力として起用され、2015-2016シーズンにはキャリアハイとなるリーグ戦20ゴールを達成。シーズンでも32ゴールを記録し、スコアラーとしても確かな実績を積み上げていきます。
それでも彼の評価を高めたのはその守備力と前線守備の統率者としての働き。自身が強度の高い守備を行う事は勿論の事、周りを動かす為のプレスのきっかけとなる動きを行いグアルディオラ監督のハイプレスの体現者に。また相手のスペースを作る動きも際立っており攻守共により存在感を発揮。彼のクレバーさと判断力の高さが名将の手により更に生かされるようになるのでした。
③史上初となるW杯2大会連続得点王には届かなかったものの
ドイツ代表ではユーロ2012で大会メンバーに選出され主にウイングとして起用されるも無得点に終わり、期待通りの働きは出来なかったミュラー選手ですが、2年後のブラジルW杯では初戦のポルトガル戦でペペの退場を誘発しハットトリックを記録する等、いきなり大活躍。
チームを勢いに乗せると、2戦目に顔面を負傷しながらも3戦目のアメリカ戦で決勝弾を挙げグループリーグ突破に貢献します。
そして準決勝のブラジル戦では先制点を奪い7-1の大勝(ミネイロンの惨劇)のきっかけに。そのままチームは決勝のアルゼンチン戦に勝利し、見事優勝。自身は史上初となるW杯2大会連続得点王には届かなかったものの、悲願のW杯優勝を果たしました。
ただW杯王者として臨んだユーロ2016では無得点に終わることに。稀代のストライカーもユーロでは結果を残せず今後もその柵に苦しむ事となります。
チャンピオンズリーグとW杯と大きなタイトルを勝ち取ったミュラー選手。攻守共に貢献出来るニュータイプのストライカーとして多くの名声を勝ち取ることとなります。
では
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