今回はプロ野球でよく出ているワードについて書いていきます。
21回目は「選手会」です。

①選手の待遇改善、地位向上を目指す団体
日本プロ野球選手会とは日本野球機構(NPB)に参加するプロ野球球団に所属するプロ野球選手を会員とする日本の団体で、
・選手の待遇改善や地位向上など要求に基づいて団結し団体交渉を行う「労働組合日本プロ野球選手会」
・野球全体の発展を目的とする社会活動を行う「一般社団法人日本プロ野球選手会」
の2法人が登記されているものの、どちらも同一会員による同一組織となっています。
また「退団金共済制度」という毎年10か月分任意の額を積み立て引退時に利息をつけて返金する制度も設けており、選手達の引退後の生活を守る意味でも存在しています。
因みに労働組合日本プロ野球選手会は1985年に発足し、初代会長には当時読売ジャイアンツの中畑氏が就任し、現在は広島東洋カープの會澤選手が務めており、一般社団法人日本プロ野球選手会は1980年に 社団法人として法人格を取得し、初代理事長には元裁判官の安村氏が就任。現在は読売ジャイアンツの丸選手が務めています。
②過去にはストライキを決行したことも
今回主に取り上げていくのは主に「労働組合日本プロ野球選手会」の方で、労働者による争議行為の一種であるストライキ権を擁しています。
その権利が行使されたのはかの有名なプロ野球再編問題で、大阪近鉄バファローズとオリックス・ブルーウェーブの合併による球団数削減、また将来的な1リーグ移行の方針に選手会は反発。9月にはNPB・球団側と選手会の間で初の団体交渉が行われたものの、2度目の交渉も決裂し初のストライキを決行。
最終的には「2リーグ制維持」「新規参入球団への預かり保証金制導入」など7項目で合意に達し交渉は妥結し終結したものの、自分達の居場所を守る選手達と利益を守りたい球団側の信念のぶつかり合いを見せることになり、しっかりと自分達の考えを伝え現在のプロ野球を守ってくれた当時の選手会会長の古田選手には多くの賛辞が寄せられました。
③近年は「自分達の都合の良い」要求が目立つように
しかし近年は上記したような大きな問題も起こっていないのか、次第に「自分達の都合の良い」要求が目立つようになっています。
特に最近話題になったのは
・ソフトバンクに移籍した上沢投手に対して、球界の影響力のある人の発言(この場合苦言を呈した日本ハムの新庄監督)によって誹謗中傷に繋がっているので止めて欲しい
・何故あの発言が出たときに、NPBは「問題のない行動」だと、(上沢投手を)かばわなかったのか
と疑問視していることが報道される事に。
確かに上記の問題は制度上問題は全く無いものの、ファンの意識を考えると受け入れがたいものになっており批判が多く起こることに。ただその後新庄監督自身がファンの気持ちを代弁してくれるようなコメントを発してくれたおかげでむしろ沈静化したと思います。
そんな中選手会はそれを蒸し返すようなコメントを発し、再び火種を撒くことに。正直このタイミングで発しているのは余りにも独りよがりであり、また自身達も昨年選手会を抜けた佐々木投手に対して同じような発言をして非難を助長したこともあり、物事を自分達に都合の良いように捉えていると思われても仕方がないと思います。
選手達の待遇改善や地位向上を常に訴えるのは良いことなのですが、それも各球団にメリットが無ければ受け入れられないというもの。今後選手会は先代の方々が築いてきたであろう信頼関係を壊さない為にも、より発言や要求に気を配る必要はあると思います。
では
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