※ネタバレ有り
今回は「ペルソナQ、Q2」の印象に残った音楽について書いていきたいと思います。
①いい意味で空気を変えてくれる曲
まずは「Light the Fire Up in the Night"MAYONAKA"」です。
ペルソナQでP4サイドの主人公を選択した場合に流れるバージョンの戦闘曲で、 "KAGEJIKAN"バージョンよりアップテンポの曲調が特徴的です。
直訳は「大丈夫 私炎を灯してあげるから」で、Lotusさんのラップ、平田さんの歌の掛け合いがその前向きな歌詞と合わさって素晴らしいハーモニーを生み出しています。
全体的に明るい雰囲気なものの後半はかなり過酷な展開が待ち受けているQにおいて、いい意味で空気を変えてくれる曲にもなっています。
②作中屈指の格好いい曲
次は「Laser Beam」です。
ペルソナQのボス戦で流れ、戦いの勝ち筋をレーザービームに例えて作られた曲と考えられます。そのキャッチ―な入りとLotusさんのラップで一気にテンションを持っていかれる曲となっており、初見ではついつい聞き入ることもしばしば。
今作のボスは一筋縄ではいかないものが多く、人によってはトラウマに感じるかもしれませんが、作中屈指の格好いい曲となっています。
③本当にホラーゲームをプレイしているような感覚に
次は「放課後悪霊クラブ」です。
その名の通りQのダンジョン「放課後悪霊クラブ」で、恐怖と不気味さを表しているような楽曲となっています。
この曲が印象的なのはやはりこのダンジョンの難解さとF.O.Eの恐怖心。特にF.O.E「かわいいあかちゃん」、「古ぼけたお人形さん」はその風貌の不気味さと嫌らしい移動方法もありプレイヤーを恐怖のどん底に。本当にホラーゲームをプレイしているような感覚に襲われます。
④プレイヤーに精神的な圧をかける意味でも
次は「Nothing is Promised」です。
ペルソナQ2のボス戦で流れる曲で、直訳は「何も約束されていない」です。
前作の明るい曲調と違いその名の通りかなり危機感を煽る曲となっており、一つのミスで戦況が崩壊するボス戦にぴったりの空気感を作ることに。
特にサビの部分と敵の強烈な攻撃が重なると焦るのは間違いなく、プレイヤーに精神的な圧をかける意味でも印象に残っている曲です。
⑤細かい工夫が目立っている曲
最後は「Cinematic Tale」です。
物語の拠点となる映画館ロビーで流れる曲、直訳は「映画みたいな物語」。
この曲は通常待機場面で流れていますが、聞きやすい曲調やキャラ同士のやり取りが豊富で面白い為、ついつい聞き続けてしまう曲となっています。
またパーティー編成場面でも流れる為、印象に残ったプレイヤーの方は多かったと思います。因みにソロ、デュオ、そしてフルと3バージョン(’恐らく仲間の合流具合によって変わっていたと記憶しています。)を用意と、細かい工夫が目立っている曲でもあります。
そのゲーム性に目が奪われがちですが、シリーズを彩る歌手のコラボレーションはファンにとっては嬉しい限りで、耳でも楽しませてくれます。
では
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