※ネタバレ有り
今回は「ペルソナ5 タクティカ」のキャラ「エル」について書いていきたいと思います。
①行動力あふれる「革命軍」のリーダー
異世界キングダムで活動するレジスタンス組織「革命軍」のリーダーで、右目が隠れる髪型をした女性です。
別世界では爆裂魔法を愛する頭のおかしい紅魔の娘となっています。
細かい事を考えるのが苦手で、作戦もやや大雑把(変な名前を付ける傾向もあります。)。さらに向こう見ずな行動も目立つ人物ですが、明るく元気で行動力にあふれる性格をしており、革命軍メンバーからの信頼は厚いです。
また性格が真反対な統志郎とは特に打ち解けており、人としての器が広い所も見せています。
因みにイメージ元としては百年戦争後期のフランスの国民的英雄であり、イングランド軍に包囲されていた都市オルレアンを解放した功績から「オルレアンの乙女」とも呼ばれる史実の人物「ジャンヌ・ダルク」。旗持ちとなり先陣を切っている姿は正に彼女を彷彿とさせています。
「このままじゃダメだって、本当はわかってるんだろ?私たちと一緒に、立ち上がろうよ!」
②自身の正体とは?
作中では怪盗団がキングダムに迷い込み、主人公とモルガナ以外洗脳され絶体絶命のピンチになった際に登場。その後利害が一致したことにより協力関係になります。
そして統志郎も怪盗団に参加。慎重な彼と意見は異なるものの、良き参謀役として関係性を強めていきます。
しかしヨシキキングダムで統志郎の精神世界であることが確定され、自身の存在に対して疑問を持つことに。さらに続く第三のキングダムでは自身に酷似した夏原恵利という少女に対して、何とも言えない反応をしていました。
そして彼女の本当の姿が明らかになることに。
「統、志郎・・・思い、出して・・・あの時の続きを・・・」
「あれは、過ちなんかじゃない・・・!」
「そうだ、私は・・・」
「エルネスト」。キューバの革命家エルネスト・チェ・ゲバラから取られたと思われる統志郎のペルソナ。彼女は「統志郎の心の核を担う者」、それを本作の真の黒幕から守る為の存在として生まれていました。
そして「もうひとりの統志郎」を撃破した後は「エル」と「エルネスト」として統志郎と共に戦うことに。
黒幕を撃破した後は怪盗団の活躍を統志郎の中で見ていると告げ、彼らの前から姿を消す事となります。
「ありがとう。みんな‥‥」
③便利なガード崩し
戦闘では高い攻撃力と忘却効果を与える「パルチザン」で特に序盤戦で活躍出来ます。
また周囲の敵のガードを解除する旗を配置しターン終了時に味方のHPを回復する「革命の旗」も習得し、中盤以降も使えるキャラとなっています。
しかしサブペルソナを付けられないのは致命的で、後半に行くにつれ特に火力面で苦しくなりベンチ入りする事もしばしば。むしろ統志郎のペルソナとしての強さが目立つようになります。
統志郎の心を救う為に生み出され、立ち上がったエル。本作で最も心を揺さぶられたキャラと言えます。
では
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【特典】ペルソナ5 タクティカ Switch版(【先着購入封入特典】DLC)
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