今回はバルセロナ移籍が決定したマーカス・ラッシュフォード選手について書いていきたいと思います。
今回は改訂版となっています。

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①復活の足掛かりを掴むも
マンチェスターユナイテッドで半ば構想外になりキャリアの岐路に立たされていたラッシュフォード選手ですが、レンタル先のアストンビラではカウンターの仕掛け役兼仕上げ役として活躍。シーズン前半には見られなかった切れ味鋭いドリブルも見せるようになり復活の足掛かりを掴みました。
しかしハムストリングの怪我でシーズン最終盤を棒に振ってしまうと、チームもチャンピオンズリーグ出場権を逃す事に。買取オプションは行使されることなくレンタル元のマンチェスターユナイテッドに帰ることになりました。
そしてマンチェスターユナイテッドでは再び構想外になり、背番号10番も剥奪。他チームからのオファーを待つことになりました。
②三方にメリットのある移籍劇に
そんな中浮上したのはスペインの名門バルセロナ。同クラブは左ウイングの選手層を厚くするためにニコ・ウィリアムズの獲得を目指すものの寸前になり破談。またリヴァプールのルイス・ディアスの獲得も噂されていたものの高額な移籍金や年俸の関係もあり現実的ではありませんでした。
するとラッシュフォードに白羽の矢が。1560万£という超高額の年俸も15%ほどの減額を受け入れ1400万€に。さらに今シーズンはレンタルの形で移籍金は発生せず、年俸を負担したくないユナイテッドと、高額な移籍金を用意する事が出来ないバルセロナの思惑が見事に一致。選手自身もチャンピオンズリーグに出場するビッグクラブへの移籍が実現と三方にメリットのある移籍劇になりました。
③環境面、プレー面共に茨の道を進んでしまった感は
しかしバルセロナは未だ選手登録問題が解決されておらず、早々に加入したジョアン・ガルシアも現状登録できていない状況。クラブは放出オペレーションを進めていますが選手側が全て呑んでくれるとは限らず(放出は獲得よりもはるかに難しいです。)、最悪の場合試合に出れない可能性があります。
またプレー面もフリック監督のハイプレスハイラインに対応出来るかは未知数で、アストンビラ時代のようにカウンター特化にすることも不可能。さらにバルセロナはユナイテッド以上に周囲が騒がしいクラブであり、環境面、プレー面共に茨の道を進んでしまった感はあります。
実際プレシーズンでもドリブルのキレはあったものの、プレー選択の判断はハフィーニャと比べても雲泥の差が出ており、スタメンとしてプレーするのは困難な状況。本格的に考え方やプレースタイルを変更していかないと試合に出ることすらままならない状況になると思います。kichitan.hatenablog.com
それでも持っている素質や勝負強さは「ユナイテッドの未来」と評されたままであり、復活の可能性は十分。見事に世界最高峰のプレーヤーとなったデンべレの例もあるので、少ない可能性ながらもその変化に期待したいです。
では
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