ミッドウィークのチャンピオンズリーグでは快勝し、リーガでもこの勢いを持ち込みバルセロナとの差を縮めたいレアルマドリードと、持ち前の堅実さが戻っているアトレティコマドリードのマドリードダービー。白熱した試合が予想されます。
ということで先日行われたラ・リーガ23節、レアルマドリードvsアトレティコマドリードの感想です。
両チームのスタメン&結果
前半
マドリーは守備4-1-4-1の4-3-3を採用、対するアトレティコはマドリーの攻撃に対応して守備の形を変える4-4-2を採用していました。
序盤はアトレティコがハイプレスをかけていきますがクロースをセンターバック間に落とすビルドアップを行うと徐々にブロック守備を展開。非常に堅い試合展開となります。
するとマドリーはアトレティコの守備陣を崩しきれずに単発的な攻撃に終わると、対するアトレティコも守備に大半のエネルギーを使っているからか攻撃はグリーズマンを起点としたカウンターと試合途中にFWに上げたカラスコの単独突破のみと、中々ゴール前まで侵入できません。
またアトレティコはヘイニウドを負傷で失い急遽ヒメネスを投入するも守備ブロックは崩れることなく互いに決定機を迎えられないまま前半を終えます。
後半
後半アトレティコはバリオスの代わりにコレアを投入。カウンターの起点を増やそうしますが試合展開は変わらず、マルコス・ジョレンテも負傷交代する等苦しい状況になります。さらにマドリーが一気に3人交代を行い勢いに乗ろうとすると、コレアがリュディガーに対する肘打ち行為で1発退場になり状況が悪化します。
それでも集中力を切らさず堅守でマドリーの攻撃を耐えると、セットプレーからヒメネスが頭で合わせゴール。アトレティコが先制点を挙げます。
10人相手にまさかの先制点を献上したマドリーはアルバロを投入し打開を図ると、コーナーキックからそのアルバロが頭で合わせ同点に。
さらに逆転を果たすべく攻勢を強めていきますがオブラクの好セーブもありアトレティコ守備陣を崩せず、試合終了。リーガ優勝には痛いドローを喫することとなりました。
総評
レアルマドリードはベンゼマが精彩を欠き連動した攻撃を行えずアトレティコの堅守に大苦戦。特に守備やビルドアップの安定感は抜群であったもののセンターハーフ二人は上手く攻撃のサポートを行えずに、攻撃はこの試合でも違いを作り続けたヴィニシウスの突破のみ。ただここまで求めるのはやや酷で、素直にアトレティコ守備の良さを称える方がいいと思います。
そんな中今季リーガ2試合目で貴重な同点弾を挙げたアルバロ・ロドリゲスはカンテラの有望株。まだ線の細さは否めないものの、その高さと飛び出しの鋭さには大きな期待感が持てます。
そしてアトレティコは自慢の堅守が戻り、退場者が出ながら執念のドローと言える結果に。特にオブラクは安定したセーブ、ヒメネスは急遽途中出場ながら先制点とハードなマークで相手を封殺する等活躍。ヘイニウドの負傷具合(かなりの重傷であると思われます。)は気になるもののこの試合運びこそがシメオネ流。今後リーガを盛り上げる存在となってくれそうです。(ヒル・マンサーノ主審との因縁も深まりそうです。)
10人になった相手を崩しきれずにドローに持ち込まれたマドリー。このままリーガの優勝争いは終わってしまうのか、クラシコも近い為その戦いぶりに注目です。
では
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