※ネタばれあり
今回は「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」の「リック・ドム」について書いていきたいと思います。

①高速移動と重装甲を両立した機体
ジオン公国軍の重MS「ドム」を宇宙用に改修した機体で、ロケットエンジンを活かした高速移動と重装甲を活かして敵を強襲し、敵機を仕留め離脱するのを得意としています。
しかし正史では継戦能力の低さやジムの登場により、自慢の重装甲も生かせず。コンスコン機動部隊の12機が3分も経たずにホワイドベース隊に撃墜される等、目立った戦果を挙げられずに物語を終えます。
ただガトーやドズル、シン・マツナガが搭乗しているようにザクよりポテンシャルは高く、地上戦ではかなりの戦果を挙げている事から、運用された時期が悪かった機体と言えます。
本作では関節部以外をほぼ完全に被甲した外観となっており、ほぼ正史通りの姿に。因みにベース機である陸戦機ドムの番号だったMS-09が割り振られており、ドムの立ち位置がどのようになっているかは不明です。
②得意のジェットストリームアタックも通じず
作中では1年戦争時にシャリア、トクワン機が登場し、主力として運用される事に。
戦後は民間払い下げの対象となっていたものの、ザクと違いコスト面や運用面に難があるようで殆ど姿を見せる事はありませんでした。
しかしクランバトルで、ドムと言えば彼らと言える「黒い三連星」のガイア、オルテガが乗り参加。(マッシュは政界進出の為離脱。)コストが重いと愚痴をこぼしながらも素晴らしい連携で赤いガンダム(シュウジは体調不良)とジークアクス(ニャアンが搭乗)を追い詰めますがオメガ・サイコミュを起動したニャアンに圧倒され、得意のジェットストリームアタックも通じず撃墜される事になります。
「作戦通り素人の方を狙う。行くぞ!」
「あいよ!」
③「こうすればより良く運用出来る」を示す
前述したように見た目は似ているものの、最大の違いとなっているのは背面のバックパックが三本目の脚として機能する簡易的な可変モビルスーツである事。その為展開して両脚部と合体させることで、爆発的な加速性能を高める事が可能になっています。
また武装もグフのヒートロッドを彷彿とさせる手の甲のハッチから射出する黄色と黒で塗り分けられたワイヤー「電磁ハーケン」が追加されており、より連携を意識したものとなっています。
他には拡散ビーム砲、ジャイアントバズーカ、ヒート・サーベルと正史通りの武装を擁し運用方法もそのまま。前述したような弱点をカバーし「こうすればより良く運用出来る」を示した機体となっています。
では
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