今回は阪神タイガースvs広島戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 2-5 広島 ●村上 3勝1敗
阪神 0-3 広島 ●デュプランティエ 1敗
阪神 8-1 広島 ○伊原 1勝
9勝 8敗 1分 61得点 54失点 2位
①広島打線の驚異的な粘りに屈する
先発は村上投手。初回打線は2アウト満塁のチャンスを作ると、前川選手の2点タイムリーで先制点を奪います。
しかし2回ノーアウト1,2塁のピンチを背負うと、菊池選手に同点タイムリーツーベースを打たれ、さらに粘るに粘られ1アウト満塁のピンチ。そこで矢野選手に犠牲フライを打たれ逆転されると、末包選手にタイムリーを打たれこの回一挙5失点を喫します。
その後村上投手が粘りの投球で4回を投げ切り、後続もしっかりと抑えるも打線は2回以降沈黙し、そのまま良いことなく広島先発森下投手に完投を許し敗北。
広島打線の驚異的な粘りに屈する事となりました。
②攻守共に噛み合わず連敗
先発はデュプランティエ投手。初回2アウト1,2塁のピンチを凌ぎ切ることが出来ましたが、2回にエラーもあり2アウト1,3塁のピンチを背負うと、矢野選手の当たりを木浪選手がこの回2回目のエラーをしてしまい先制点を許し、羽月選手の選手の2点タイムリーで早々に3点のビハインドを背負います。
打線はその裏1アウト3塁のチャンスを作るも得点には至らずにいると、広島先発床田投手に大苦戦。無理な走塁はあったものの6回に2アウト満塁のチャンスを作るも大山選手は凡退、7回にもチャンスを作るも生かしきれずにいる等要所を締められます。
8回にも2番手ハーン投手からチャンスを生かしきれず、そのまま試合終了。攻守共に噛み合わず連敗を喫する事になりました。
③主砲の大暴れとルーキーの快投で連敗を止める
先発はプロ初となる伊原投手。初回打線は2アウト2塁のチャンスを作ると、佐藤輝選手の甲子園第1号となる2ランを放ち先制点を挙げます。
伊原投手は3回ノーアウト1,3塁のピンチを招くも切り抜けると、その裏2アウト2塁から佐藤輝選手がタイムリーツーベースを放ち3点差にします。
さらに5回に1アウト1,3塁のチャンスを作ると、佐藤輝選手がこの日2本目となるホームランを放ち、何と1試合6打点の大暴れ。
伊原投手は5回無失点の好投を果たし、プロ初勝利の権利を得てマウンドを降りると、ゲラ投手は失点するも後続がきっちり抑えそのまま試合終了。頭部死球の坂本選手の状態は気になるものの、主砲の大暴れとルーキーの快投で連敗を止めました。
総評
絶好調広島相手に何とか1勝を勝ち取るも甲子園で負け越し。今年は中々ホームで中々勝てない日々が続いており、今後の戦いの見直しが迫られそうです。
そんな中佐藤輝選手が爆発し1試合6打点の大暴れ。近本選手や前川選手も好調を保っており、彼らがこのままの調子を維持してくれると得点力はある程度保たれそうです。また不振の大山選手も当たり自体は悪くないので、佐藤輝選手が止まった時に活躍してくれることを期待しています。
しかし投手陣は不安要素が多く、再昇格したゲラ投手は不安定なままで正直1軍で使えるレベルに無く、伊原投手が先発転向した今、及川、石井、桐敷投手に頼らざるを得ないのが現実。岡留、島本、岩貞、漆原投手の内僅差で使える投手が出てくるかが今後に大きく関わってきそうです。
藤川監督も頭部死球に激昂する等(やや空回り感がありましたが)、首脳陣も戦う姿勢を見せてくれたこのカード。次のDeNA戦でその発破の効果が判りそうです。
では
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