今回は2024年 プロ野球日本シリーズの感想と両チームについて書いていきたいと思います。
結果
①シーズン中に見せた試合運びの拙さを払拭
まずセリーグのクライマックスシリーズで阪神、巨人を打ち破り日本シリーズに進出したDeNAですが、まず打線が好調で山本選手の離脱でウィークポイントと評された捕手も戸柱選手が攻守共にカバー。
阪神、巨人のシリーズの入り方の拙さもあり、一気に駆け抜けた印象があります。
しかし要因はそれだけでは無く、シーズン中は不安定であった中継ぎ陣は巨人戦で与えた得点は僅か1と完璧とも言える出来を見せ、接戦を勝利に繋げる大活躍。
さらにシーズン中に見せた試合運びの拙さ(特に走塁面)も改善されており、チーム状態をピークに乗せてクライマックスシリーズを勝ち抜くことに。これぞ「下剋上」と言える戦いぶりでした。
②圧倒的戦力で挑戦者を一蹴
一方パリーグ王者ソフトバンクは柳田、近藤選手等離脱していた主軸が復帰。松本、藤井投手と言った主軸が怪我で離脱した中継ぎ陣には不安はあるものの、杉山、尾形投手が台頭しており、ダメージを最小限にしていました。
そんな中ファーストステージで劇的な勝利を果たし、勢いを持って挑んで来た日本ハムを一蹴。3連勝で日本シリーズに進出しました。
西武の主砲であった山川選手をFAで獲得。そして栗原選手の復活もありシーズンでも貯金42を記録する等圧倒的な戦力を擁し、正に王者の戦い方を披露したソフトバンク。
正直戦力の差は確かにあり、DeNAの勝ち目は薄いと評されていました。
③メンタル面の差が逆襲を生む事に
そんな中日本シリーズが始まりましたが、横浜スタジアムで行われた2戦はその差をより強く感じることに。結果的には僅差になったもののソフトバンクの失点は守護神の劇場と差がついてからのものだったので、正直このまま4連敗で終わりも十分あり得ると思いました。
しかし2戦目終了後、ソフトバンクの村上打撃コーチが3戦目の東投手について「宮城投手(オリックス)の方が断然いい」とマスコミに発言。怪我で離脱しており本調子でなかったであろうセリーグ最強左腕とチームに火を付け7回1失点に抑えられ敗北すると、その後まさかの4連敗を喫する事に。
その間もどこか余裕のある発言が目立っており、危機感の薄さは感じることに。「いつも通り戦えば勝てる」と高を括っていたソフトバンクと、「1試合1試合に全てを懸ける」DeNAのメンタルの差が逆襲を生む事になりました。(実際DeNAの選手達のプレーは鬼気迫るものがありました。)
スポーツで結局辿り着くのはメンタル面。ソフトバンクには少なからず油断や慢心があったと思われます。
試合を重ねるごとに強くなり、見事な下克上を果たした横浜DeNAベイスターズ。本当におめでとうございます。
では
![]() |
横浜DeNAベイスターズ グッズ キャップ 59FIFTY Cap ニューエラ/New Era ブラック ホワイト
|
![]() |
[福岡ソフトバンクホークス 公式グッズ] 親子 キャッチボールグローブ セット (大人用+少年用サイズ /ボール付き)
|