きちのうすめ雑記

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サッカー史に残る「三人組」~BBC(守備版)~【サッカー】

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今回はサッカー史に残る「三人組」について私が実際目にした範囲で書いていきたいと思います。


3回目は「BBC(守備版)」です。

Getty Images

①攻撃に重きを置いたシステムの採用

前年度に見事無敗優勝を果たしたユベントスですが、コンテ監督はそこに満足することなく前年度何度か試したより攻撃に重きを置いたシステムである3-5-2の本格採用に踏み切ることに。

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前年度無敗ながら引き分けの数が15と勝ち切れなかった試合が多かったことと、イスラやアサモアなどサイドバックながらもウイング的に振舞える選手が多かったこと。

そして2トップの採用により前線からのプレスもかけやすくなることで、より比重を前に置くことに成功。攻守においてよりバランス良く戦えることが出来ました。

 

②守備版「BBC

そんな中チームの比重が前に傾くことでより輝いていたのは3バックのバルザーリボヌッチキエッリーニの3人。バルザーリはその対人の強さで相手アタッカーを封殺すると、キエッリーニ守備陣のリーダーとして抜群の存在感を発揮します。

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そして最もその恩恵を受けたのはボヌッチで、加入当初はミスの多さもありレギュラーから外される事もしばしばあったセンターバックは3バックの真ん中に配置されると、両サイドを先輩たちに支えられる形になり守備でも思い切ったチャレンジを行う事が可能に。さらに攻撃面では持ち味であったフィードが冴えわたり、最終ラインの「司令塔」としてピルロ共にゲームメイクを行いました。

この指揮官の決断が見事に嵌り、チームは「昨年よりも強い」と評されセリエA2連覇を達成。いつしかこの3人はスペインの地で猛威を振るっていたレアルマドリードの攻撃ユニット「BBC」になぞられ、守備版「BBCと呼ばれるようになりました。

 

③代表にもそのまま持ち込まれる事に

そしてこのユニットは結成された2012-2013シーズンから2015-2016シーズンと長い間守護神ブッフォンと共にユベントスの堅守を支えチームの5連覇に大きく貢献。

さらにオフに行われたイタリア代表でもBBCを築いたコンテ監督の下そのまま持ち込まれ、戦力的に厳しかったとされる本大会において躍進の原動力となり、前回大会で大敗を喫したスペイン代表を下し、ベスト8進出に大きく貢献しました。

しかし長年高強度で働いてきた彼らの身体は悲鳴を上げ、キエッリーニは筋肉系のトラブルで離脱が増え、大ベテランの域に至っていたバルザーリ長期離脱が決定

すると当時の監督アッレグリ監督はマンジュキッチをウイングに置いた4-2-3-1を採用しユニットは解体。それでもバルザーリを右サイドバックに起用し左肩上がりにする等その連携を生かした布陣はその後も幾度となく採用されており、バルザーリが現役を引退した2019年まで色あせることはありませんでした。

 

攻撃ユニットばかりが注目されがちな「三人組」の中で輝いた守備版「BBC」。彼らがいかに際立ったユニットであることの証であると思います。

 

では

 

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