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リヴァプールvsパリSG~監督の志向するサッカーが見事に体現され、見事に突破~【サッカー】

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前回大戦では終始押されながらもアリソンの活躍により無失点、さらに終了間際に決勝点を挙げホームに戻ってきたリヴァプールと、最高とも言われる内容ながらまさかの敗北を喫したパリ。共に非常にレベルの高いサッカーを展開するだけに、2ndレグの戦いにも注目です。

 

ということで先日行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグ、リヴァプールvsパリSGの感想です。

AFP

過去記事はコチラ↓↓

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両チームのスタメン&結果

 

前半

リヴァプールは守備4-4-1-1の4-2-3-1、対するパリは4-3-3を採用していました。

試合は前節からプレスの形を変え嵌めることに成功したリヴァプールがペースを握り、サラーが決定機を迎えるもヌーノ・メンデスのブロックに阻まれ得点には至りません。

するとパリはカウンターからデンべレがフリーで受けサイドへ展開すると、ペナルティエリアに侵入。リターンパスは一度はコナテに防がれるもこぼれ球を押し込みパリが大きな先制点を挙げます。その後リヴァプールが押し込むも粘り強い守備に阻まれ、さらに強力なカウンターに晒される等同点には追いつくことが出来ず、そのまま前半を終えます。

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後半

後半もリヴァプールが同点に追いつくべく猛攻を仕掛け、アーノルドのポスト直撃弾にソボスライが詰めるもオフサイドの判定。さらにコーナーキックからルイス・ディアスが頭で合わせるもドンナルンマのビッグセーブもあり同点には追いつけません。

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そんな中アーノルドが負傷交代するアクシデントが発生。その後変わったクアンサーがヘディングシュートを放つも惜しくもシュートはポスト直撃。トータルスコア1-1で90分を終え、試合はそのまま延長に突入します。

 

延長・PK戦

リヴァプールがガス欠気味であった為、延長は一転パリが攻勢に出ることになりますが、デンべレの決定機を防いだのはアリソン。お互い守護神が得点を許さずにいると、スコアは動かずそのままPK戦に突入します。

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PK戦ではパリが次々にキックを成功する中、リヴァプールはヌニェス、カーティスがドンナルンマにシュートを止められ失敗。最後はドゥエが決めパリが激闘を制しました。

 

総評

リヴァプールはホームアンフィールドで敗戦しベスト16で敗退。正直パリの組織が1stレグと同様素晴らしく、さらにドンナルンマのセーブも相まって要塞状態であったことを考えると仕方がないとは思います。スロット監督も1stレグあれだけ嵌められなかったプレスをしっかり修正する等出来る限りの事を行っており、戦術的な部分ではほぼ問題は無い状況。主力の疲労蓄積も言われていますが、リーグで独走できているのは主力固定によるものが大きい為、正直結果論であると思います。

そんな中アリソンは変わらず神セーブを披露し、マック・アリスター的確な潰しとゲームメイクで存在感を発揮。全滅している右サイドバックの起用法など気になる所はありますが、カラバオカップ優勝に全力を注ぎたい所です。

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一方パリは1stレグ同様素晴らしい戦いぶりを見せ、プレッシャーが凄まじいアウェーでPK戦を制しベスト8に進出。相手に押される場面も多かったですが粘り強さを見せ、無失点で切り抜けました。

そんな中神がかった活躍を見せたのはドンナルンマ。数々のビッグセーブに加えPKも2本ストップ。アリソンとの守護神対決を制し突破の最大の立役者となりました。

監督の志向するサッカーが見事に体現され、見事に突破を果たしたパリ。今後の戦いにも注目です。

 

では

 

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