きちのうすめ雑記

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日本vsパラグアイ~守備のベース不足が露呈し、見事に突かれた試合~【サッカー】

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現在公式戦2戦未勝利&無得点とここにきて足踏みをしている日本代表と、南米予選で18試合で10失点と堅守を誇っているパラグアイ代表との試合。親善試合とは言え勝利が欲しい所です。

 

ということで先日行われた国際親善試合、日本vsパラグアイの感想です。

Getty Images

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両チームのスタメン&結果

 

前半

日本は守備5-4-1の3-4-3、対するパラグアイは守備4-4-1-1の4-2-3-1を採用していました。

試合序盤はパラグアイが3バックに2トップ+1ウイングハイプレスをかけていくものの、ボランチが上手く降り数的同数を解消したことからブロック守備に切り替える事に。それでもその後も4バックで回したことから後ろは重くなり、さらにトランジション時の守備の連動性がまちまちな為、危険なカウンターを受けます。

するとボンバディジャの浮き球のパスに抜け出したアルミロンが鈴木の股下を通すシュートを決めパラグアイが先制します。

しかし日本は佐野がボールを奪い縦に繋ぐと、小川がペナルティエリア右足を一閃。強烈なシュートはGKが弾ききれずそのままゴールインし即座に同点に追いつきます。

その後ボールを保持した日本は南野、小川が決定機を作るもGKに阻まれ、そのまま前半を終えます。

 

後半

後半いきなり日本がコーナーキックからの流れで南野が押し込むもオフサイドの判定でノーゴールに。その後も攻勢を続けますが、ファン・カセレスのクロスに上手く守備の前に入り込んでいたディエゴ・ゴメスが頭で合わせ勝ち越しゴールを奪われます。

ビハインドを背負った日本は鎌田、斉藤等カードを切っていくも流れは変わらずにいましたが、終了間際の89分に伊東のクロスにファーに飛び込んだ上田が頭で押し込み、劇的な同点弾に。そのまま試合は終了し、日本は得点は奪うも3戦連続未勝利となりました。

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総評

これで日本は3戦未勝利と結果を残せず。特に目立ってしまったのはやはり守備の連動性で前線とバックスが分離され3バックの前に大きなスペースが。また3バックの立ち位置、そして連携もイマイチで裏を取られる場面が散見され、1失点目は正にその問題点を見事に突かれる形となりました。

ビルドアップ面ではシャドーが無駄に降りてくる現象が減ったのが好材料ですが、正直仕込むのは今の状況では不可能に近い状況。兎に角守備の連動性、そしてセットプレーに注力して本大会に臨んで欲しいです。

そんな中で佐野は個でボールを奪い切り、先制点の起点も。遠藤、守田不在の中素晴らしい個を見せ、インパクトを与えました。

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また上田もフェイエノールトでの学びを活かすようなプレーで得点を記録。次のブラジル戦では恐らくスタメン起用されるので、この動きを続けて欲しいです。

 

守備のベース不足が露呈し、見事に突かれた試合。「良い守備からの良い攻撃」と謳っているだけに守備面での約束事を最低限作り上げておかないと強豪相手では通用しないので、次のブラジル戦にどのような守備を見せていくのか、注目です。

 

では

 

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