今回は阪神タイガースから退団が決まった森木大智投手、鈴木勇斗投手について書いていきます。
①怪我もあり完全にフォームを崩す
まずは森木大智投手です。

中学生で150㎞を計測し、「スーパー中学生」と評され、高校でも高知高等学校で甲子園出場とはならずも小園健太投手(現DeNA)、風間球打投手(現ソフトバンク)と共に「高校BIG3」としてドラフトでは注目の的になっていた森木投手ですが、2021年ドラフト会議で小園投手の抽選を外した阪神タイガースに外れ1位として指名され、プロの世界に足を踏み入れます。
1年目から2軍で先発として登板し、フレッシュオールスターにも出場。8月28日には初の一軍昇格を果たし、同日に先発として登板。6回3失点で敗戦投手となるも、好投を見せその将来は明るいものであると思われました。
翌年は制球に苦しむも、まだまだ粗削りで将来は明るいとされましたが、運命を大きく狂わせたのは秋キャンプ前に負った首の故障。以降は復帰するものの完全にフォームを崩し、翌年は全くストライクゾーンにボールが入らず持ち味の球速も失う事に。オフには育成契約を結ぶこととなり厳しい状況になりました。
そして今シーズンも制球難を露呈し、結果、内容共に厳しい状況に。伸びしろが無いとされたのか、非情にもオフに戦力外通告を受ける事となりました。
②制球難は改善されず
続いては鈴木勇斗投手です。

創価大学で3年秋にはMVP、最優秀投手、ベストナインの3冠を獲得、ドラフトでも有力候補として評価され、2021年にドラフト2位で阪神タイガースに入団。
しかし初めてシート打撃に登板した際に制球難を露呈し、涙を流す場面も。2軍でも制球難は改善されず、防御率8点台と厳しい結果になります。
翌年も制球難は改善しないものの、防御率は3点台に収め5勝を記録する等浮上のきっかけを掴みますが、翌年も結果を残せず防御率4点台&未勝利に終わる事に。シーズン終盤には体調不良による入院もあり、オフには育成契約を結び再出発することになりました。
そして勝負の今年でしたが今シーズン初の登板は7月と大幅に遅れ僅か3試合の登板に。印象的な活躍を見せられず、オフに戦力外通告を受ける事になりました。
他にも2024年に育成契約を結んだベタンセス投手も戦力外通告を受ける事に。2021年ドラフト1位、2位が共に戦力外通告を受け、プロ野球の厳しさを改めて感じさせることになった今回の戦力外通告、森木投手は現役続行を希望しており、今後の活躍を祈っています。
では
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